特許
J-GLOBAL ID:200903041479268901

分散型処理システムにおける処理装置間通信処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 寛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-011871
公開番号(公開出願番号):特開平5-204873
出願日: 1992年01月27日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、他の処理装置から見たある処理装置の通信路上のアドレスは常に一意的に定まり、二重化されたプロセッサの状態に何ら関わることなしに処理装置間通信を実現することを目的としている。【構成】 処理装置間の二重化された各プロセッサが通信路インタフェース部に持つそれぞれの固有アドレスの他に、ACT系プロセッサであることを示す共通アドレスをもうけ、いずれかACT系にあるプロセッサが共通アドレスを用い、いずれかSBY系にあるプロセッサが上記固有アドレスを用いるようにする。
請求項(抜粋):
複数の処理装置が、ループ状の通信路に接続され、前記処理装置は現用系(以後、ACT系のプロセッサと称する)のみが処理を行い待機側(以後SBY系のプロセッサと称する)は処理を実行していない二重化したプロセッサより構成され、各プロセッサはそれぞれ自配下にループインタフェース部を持ち、各プロセッサは、自配下の各ループインタフェース部に与えられた通信路上のアドレスを用いて処理装置間通信を行う分散型処理システムにおいて、前記二つのプロセッサは、それぞれ自配下のループインタフェース部にプロセッサ固有のアドレスを示すS1またはS2を持たせると共に、通信路上の他の処理装置に対して二重化構成であることを意識させない、一つの処理装置である事を示す共通アドレスCを持たせ、各ループインタフェース部は、プロセッサからの指示により固有アドレスS1(またはS2)もしくは共通アドレスCのいずれかを選択する機能を有し、ACT系プロセッサはアドレスS1の代わりに共通アドレスCを使用して処理装置間通信を行い、ACT系プロセッサとSBY系プロセッサとが切り替わる系切り替え動作の機能を有し、切り替え時に新たにACT系となるプロセッサが自配下のループインタフェース部にアドレスS2から共通アドレスCへ切り替え、切り替え後にSBY系になるプロセッサが自配下のループインタフェース部に共通アドレスCからアドレスS1に切り替える機能を有し、通信路上で各処理装置に与えられた共通アドレスCを用いて、二重化したプロセッサの系切り替え動作を他の処理装置が管理しない状態で処理装置間通信を行うと同時に、プロセッサの系を指定する必要がある診断処理などの場合は、プロセッサ固有のアドレスS1(またはS2)を用いて処理装置間通信を行うことを特徴とする分散型処理システムにおける処理装置間通信処理方法。
IPC (2件):
G06F 15/16 370 ,  G06F 15/16 470
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭64-068042
  • 特開平1-123545
  • 特開昭50-068237

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