特許
J-GLOBAL ID:200903041480547881

インクジェットプリンタ装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-082906
公開番号(公開出願番号):特開平9-272211
出願日: 1996年04月04日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 中間調印画が可能なインクジェットプリンタ装置において、従来、プリンタヘッドの特性上表現出来なかった低階調部においても良好な階調表現を可能とするインクジェットプリンタ装置を提供する。【解決手段】 入力データ0から255に対する出力の光学濃度レンジを1.5とし、その間隔を16段階の出力濃度を用いてディザ法を適用する場合において、濃度変調が16段階であるため、1段階は略0.1に相当する。そこで、本発明の制御手段(CPU)では、混合ノズルの性能等によりOD値=0.3以下の低階調部に対してOD値=0.3の濃度のみを用いた単濃度ディザ法を用いて近似された直線Cを算出して図のような補正をかける。これにより、低階調部の階調表現を可能とする。
請求項(抜粋):
1画素のデータ値にディザを加えて一定の閾値で多値化して階調を再現するディザ法を用い、各画素を多階調で表示するディザ制御手段と、各画素を形成する透明媒体とインクとの混合濃度を可変するインク制御手段と、これらにより制御されたインク液滴を吐出させ、記録媒体に記録を行うプリンタヘッドとを備えたインクジェットプリンタ装置であって、前記ディザ制御手段は、最低濃度を出力する入力データ値が変動するような場合において、その変動幅内に対して所定の乱数を発生させ、その乱数解を最低濃度と決定するとともに、それ以下の濃度を前記最低濃度を用いた単濃度ディザ法で補正することにより、低階調部における階調表現を可能とすることを特徴とするインクジェットプリンタ装置。
IPC (2件):
B41J 2/205 ,  H04N 1/405
FI (2件):
B41J 3/04 103 X ,  H04N 1/40 C

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