特許
J-GLOBAL ID:200903041481380956

自動変速機の油圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿部 英幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-156395
公開番号(公開出願番号):特開平6-341522
出願日: 1993年06月03日
公開日(公表日): 1994年12月13日
要約:
【要約】【目的】 自動変速機のエンジンブレーキレンジにおいて変速ショックを生じさせるギヤ段のエンジンブレーキを生じさせないようにする。【構成】 変速機構は、副変速機と、第2速の反力要素をブレーキB-3のみとした主変速機とからなる。油圧制御装置は、エンジンブレーキレンジ(2レンジ)における第1速時に、副変速機側のクラッチC-0を解放してエンジンブレーキを回避すべく、C-0エグゾースト弁8に1-2シフト弁2を経由してソレノイド弁SL3信号圧を印加する。これにより2レンジでの1-2変速ショックを防ぐ。
請求項(抜粋):
第1のワンウェイクラッチとこれに並列する第1の摩擦係合要素を有し、少なくとも高低2段のギヤ段を有する副変速機と、該副変速機に直列に連結されて多数のギヤ段を達成すべく複数のギヤ段を有し、第1速の反力要素として第2のワンウェイクラッチとそれに並列するエンジンブレーキ用の第2の摩擦係合要素を有する主変速機と、上記副変速機と主変速機を制御する油圧制御装置とを備える自動変速機において、上記油圧制御装置は、エンジンブレーキを必要に応じて解除するための油圧を発生させる第1のソレノイド弁と、上記第2の摩擦係合要素に対する油圧の給排を選択するために少なくとも上記第1のソレノイド弁の油圧により切換えられる切換弁であって、エンジンブレーキレンジでのエンジンブレーキをエンジンブレーキ圧の印加で保障する第1の切換弁と、上記第1のソレノイド弁からの油圧が印加され、必要に応じて上記第1の摩擦係合要素にエンジンブレーキのための油圧を供給可能な第2の切換弁と、上記第1のソレノイド弁からの油圧が作用しないエンジンブレーキレンジにおけるエンジンブレーキ不要時に、上記第2の切換弁に油圧を作用させ、上記第1の摩擦係合要素を解放してエンジンブレーキを解除する第2のソレノイド弁とを備えることを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。

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