特許
J-GLOBAL ID:200903041482446578
自動車用内燃機関の振動信号処理方法及び装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-146349
公開番号(公開出願番号):特開平8-338781
出願日: 1995年06月13日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【目的】 一つのセンサを用いて内燃機関のノッキング及び車両のサージングを同時に検出できる内燃機関の振動信号処理方法及び装置を提供する。【構成】 圧電素子からなる振動センサを構成する検出素子部10と、この検出素子部10からの出力をチャージアンプ12及び一対のバンドパスフィルタ(BPF)14,16を用いて信号処理する信号処理回路とを同一の筐体内に組込む。そして、BPF14は車両のサージング周波数(1Hz〜10Hz)成分を、他方のBPF16は内燃機関のノッキング周波数(5kHz〜10kHz)成分を各々通過させるように構成する。この結果、BPF14からサージ信号を、BPF16からノック信号を夫々出力させることができ、一つのセンサにてノッキング及びサージングを検出することが可能になる。
請求項(抜粋):
自動車用内燃機関に車両前後方向の振動を検出可能に振動センサを取り付け、該振動センサから出力される振動信号を、内燃機関のノッキング周波数に対応した信号成分及び自動車のサージング周波数に対応した信号成分を各々通過させる一対のフィルタ回路にて各々信号処理して、内燃機関のノッキング状態を表すノッキング信号及び自動車のサージング状態を表すサージング信号を夫々生成することを特徴とする自動車用内燃機関の振動信号処理方法。
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