特許
J-GLOBAL ID:200903041483081131

ソイルセメント合成杭の造成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 英昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-136215
公開番号(公開出願番号):特開平5-306520
出願日: 1992年04月28日
公開日(公表日): 1993年11月19日
要約:
【要約】【目的】 中掘り工法とプレボーリング工法とを併用し、かつ上端にSC杭を用いることにより鉛直精度がよく、地震による水平力に対する曲げモーメントに強いソイルセメント合成杭を造成するものである。【構成】 先端に掘削翼と撹拌翼と共回り防止翼とを有するオーガーのオーガーロッドを、前記各翼を鋼管杭先端より先行させて鋼管杭内に挿入し、前記オーガーと鋼管杭とを回転し、オーガーロッド先端より固化材を吐出しつつ、地盤中所定深度まで給進し、その後固化材を吐出しつつオーガーのみを所定の距離だけ回転・給進する。そして、削孔底部のみをそれまでの固化材より圧縮強度が大きい固化材に切り替えて充満し、次にオーガーを引き揚げた後SC杭を継ぎ足し、鋼管先端が削孔底部に達するまで杭を沈設する。
請求項(抜粋):
下記工程より成るソイルセメント合成杭の造成方法。(A) オーガーはオーガーロッドの途中に少なくとも1個のスタビライザが回転自在に遊嵌され、前記オーガーロッドの先端に掘削翼が、その上段に撹拌翼及び共回り防止翼が配設され、前記掘削翼と撹拌翼とはそれぞれオーガーロッドに固着された支持部材に枢軸により枢着され、前記共回り防止翼は支持部材を介してオーガーロッドに回転自在に遊嵌されると共に、支持部材に枢軸により枢着され、前記掘削翼,撹拌翼及び共回り防止翼はそれぞれ支持部材に枢軸とシャーピンにより拡開状態に保持されており、前記オーガーを地上で準備し、別途に準備した、所定幅の少なくとも一枚のスパイラル翼を少なくとも下端部外周に有し、該スパイラル翼が所定長さ以上巻回されている鋼管杭の下端より前記掘削翼,撹拌翼及び共回り防止翼を鋼管杭下端より先行させた状態でオーガーロッドを前記鋼管杭内に挿入する工程(B) オーガーロッドと鋼管杭上端をそれぞれ作業機に把持させ、オーガーと鋼管杭をそれぞれ回転させつつ、同時にオーガー先端からスラリー状の固化材を吐出しつつ、所定本数の鋼管杭を継ぎ足しながら地盤の所定深度まで給進する工程(C) 次に、鋼管杭の回転と給進を停止し、オーガーのみを回転させつつ、同時にオーガー先端からスラリー状の固化材を吐出しつつ、オーガーのみを所定距離だけ給進する工程(D) 次に、固化材の吐出を、それまでに吐出した固化材よりも圧縮強度が大きなスラリー状の固化材に切り替え、削孔底部の根固め部をその固化材で充満する工程(E) 次に、鋼管杭上端を地上で固定し、オーガーを引き揚げて前記シャーピンを切断し、共回り防止翼,撹拌翼及び掘削翼を鋼管杭内に縮閉すると共にオーガーを地上へ引き揚げる工程(F) 次に、上端が地上で固定された鋼管杭に、SC杭を継ぎ足す工程(G) 次に、鋼管杭の地上での固定を解き、SC杭上端を作業機で把持して回転・給進しながら前記根固め部内に挿入する工程
IPC (3件):
E02D 7/00 ,  E02D 3/12 102 ,  E02D 5/62
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-212506
  • 特開昭62-296014
  • 特開昭59-134226
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