特許
J-GLOBAL ID:200903041486681768

三相12極電機子巻線

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-002569
公開番号(公開出願番号):特開平5-191940
出願日: 1992年01月10日
公開日(公表日): 1993年07月30日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 二層重ね巻と同等の優れた電気的諸特性を有する三相電機子巻線を提供する。【構成】 各極各相の巻線は、各極各相のスロット数に相当するq個の同心巻コイルまたはq個の連続コイルから構成されていて、1スロットに2個のコイル辺が挿入される二相巻となる。このため1個のコイル当りの断面積は単層同心巻の半分になり、コイル体積の大きな機種でもコイルの挿入性を良好に維持することができ、コイル挿入後におけるコイルエンドの成形が容易となる。また、三相12極分のコイルを4回又は6回の挿入回数でスロットに同時に挿入して二層巻とするから、コイル挿入作業の自動化が容易である。しかもそれでいながら各相巻線のスロットへのコイル挿入位置関係は、例えばU1〜3は最外周,U4〜9は中間位置,U10〜12は最内周となり各相毎に平均化されるから、巻線インピーダンスが三相間で不平衡励磁電流の発生を抑制できる。
請求項(抜粋):
整数スロット巻の三相12極電機子巻線において、各極各相の巻線を互いにコイルピッチが相違するq個の同心巻コイルから成り(qは各極各相のスロット数)、12極を構成する基準となる相の12個の巻線のうち隣り合わない3個の巻線を電気角で互いに720°ずつ隔ててその巻線間に他の2相の巻線を均等配置し、%コイルピッチを100%以下として前記各巻線をスロットの底-底に配置し、この各巻線に対して次相巻線は各々電気角で互いに60°ずつ隔たり且つ全三相に12極の巻線を4組4層にグループ化して各スロット毎に2層のコイルが入るように配置し、2層巻とすることを特徴とする三相12極電機子巻線。
IPC (2件):
H02K 3/28 ,  H02K 17/12

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