特許
J-GLOBAL ID:200903041489845702

紙用柔軟剤およびそれを用いた柔軟紙の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 南條 博道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-371010
公開番号(公開出願番号):特開2007-002389
出願日: 2005年12月22日
公開日(公表日): 2007年01月11日
要約:
【課題】紙の紙力を低減させずに、紙に優れた柔軟性およびサイズ性を付与することが可能な紙用柔軟剤を提供すること。【解決手段】アミドアミン化合物と尿素との縮合物(A)および重量平均分子量が10万〜300万のアクリルアミド系高分子(B)からなる紙用柔軟剤であって、該縮合物(A)とアクリルアミド系高分子(B)との質量比が60:40〜99:1であり、該縮合物(A)が、アミド化率が異なる2種のアミドアミン化合物と、該アミドアミン化合物のアミノ基1モルに対して、0.1〜1モル当量の尿素とを反応させて得られる、紙用柔軟剤。【選択図】なし
請求項(抜粋):
アミドアミン化合物と尿素との縮合物(A)および重量平均分子量が10万〜300万のアクリルアミド系高分子(B)からなる紙用柔軟剤であって、 該縮合物(A)と該アクリルアミド系高分子(B)との質量比が60:40〜99:1であり、 該縮合物(A)が、アミドアミン化合物(d)とアミドアミン化合物(e)とのモル比が30:70〜90:10でなるアミドアミン化合物と、該アミドアミン化合物のアミノ基1モルに対して、0.1〜1モル当量の尿素とを反応させて得られ、 該アミドアミン化合物(d)が、以下の式(1): R1NH-(R2-NH)m-R3 (1) (R1およびR3は水素原子または炭素数が1〜3のアルキル基であり、R2は炭素数が1〜4のアルキレン基であり、そしてmは2〜4である)で表されるポリアミン化合物(1)と、 炭素数が10〜24の飽和カルボン酸を35質量%以上含有する、炭素数が10〜24のカルボン酸とを、 該ポリアミン化合物(1)のアミノ基1モルに対して、該カルボン酸のカルボキシル基が0.6〜0.85モル当量となるような割合で反応させて得られ、そして 該アミドアミン化合物(e)が、以下の式(2): R4NH-(R5-NH)n-R6 (2) (R4およびR6は水素原子または炭素数が1〜3のアルキル基であり、R5は炭素数が1〜4のアルキレン基であり、そしてnは2〜4である)で表されるポリアミン化合物(2)と、 炭素数が10〜24の飽和カルボン酸を35質量%以上含有する、炭素数が10〜24のカルボン酸とを、 該ポリアミン化合物(2)のアミノ基1モルに対して、該カルボン酸のカルボキシル基が0.2〜0.45モル当量となるような割合で反応させて得られる、 紙用柔軟剤。
IPC (3件):
D21H 21/22 ,  D21H 17/54 ,  D21H 17/37
FI (3件):
D21H21/22 ,  D21H17/54 ,  D21H17/37
Fターム (20件):
4L055AG40 ,  4L055AG72 ,  4L055AG73 ,  4L055AG77 ,  4L055AG98 ,  4L055AH50 ,  4L055BD10 ,  4L055EA29 ,  4L055EA30 ,  4L055EA32 ,  4L055FA13 ,  4L055FA16 ,  4L055FA17 ,  4L055GA05 ,  4L055GA06 ,  4L055GA08 ,  4L055GA15 ,  4L055GA16 ,  4L055GA23 ,  4L055GA29
引用特許:
出願人引用 (3件)

前のページに戻る