特許
J-GLOBAL ID:200903041491127574

検体ラックの搬送方法及び検体ラックを搬送する自動分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-087902
公開番号(公開出願番号):特開平9-281113
出願日: 1996年04月10日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】検体を保有する検体ラックを複数の分析ユニットのいずれかで分析させるために搬送ラインを用いて搬送する場合に、検体ラックの搬送が他の検体ラックによって妨げられることなく効率的になされる。【解決手段】ラック供給部3の送出ポート10又は分析ユニットの送出ポート18a,18bにて検体ラックが検知されると、制御装置に対して搬送要求がなされる。制御装置は複数の搬送経路の中からその検体ラックに適合する経路を選択し、待ち時間を計時する。搬送が許可されると、他の検体ラックが存在しない状態で主搬送ラインによって検体ラックが運ばれ、選択された受入ポートに送り込まれる。搬送待ちの検体ラックが複数あるときは、待ち時間の長いものを優先的に搬送する。
請求項(抜粋):
主搬送ラインに沿って配置された複数の分析ユニットのいずれかによって分析処理されるべき検体を保有する検体ラックを、ラック供給部から上記主搬送ラインを介して各分析ユニットに対応して設けられた分注処理エリアに搬送し、分注処理された検体ラックを該分注処理エリアから上記主搬送ラインを介してラック収納部に搬送する搬送方法において、上記ラック供給部から上記主搬送ラインに検体ラックを送出するための送出ポートと、各分注処理エリアから上記主搬送ラインに検体ラックを送出するための送出ポートと、上記主搬送ラインから各分注処理エリアに検体ラックを受け入れるための受入ポートと、上記主搬送ラインから上記ラック収納部に検体ラックを受け入れるための受入ポートとを含む複数の送出ポートと複数の受入ポートのいずれか同士の組合せによって定まる複数の搬送経路の中から、検体ラックが位置づけられた送出ポート上の該検体ラックに適合する搬送経路を選択すること、および、上記主搬送ライン上に他の検体ラックが存在しない状態下で選択された搬送経路の送出ポートから受入ポートに向けて上記主搬送ラインを介して該当する検体ラックを搬送することを含むことを特徴とする検体ラックの搬送方法。
IPC (3件):
G01N 35/04 ,  G01N 35/00 ,  G01N 35/02
FI (3件):
G01N 35/04 H ,  G01N 35/00 E ,  G01N 35/02 H
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-172252
  • 特開平3-172764

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