特許
J-GLOBAL ID:200903041500491098

ACサーボモータ駆動装置の電圧飽和処理方法およびこの方法を用いたACサーボモータ駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-148023
公開番号(公開出願番号):特開平10-341597
出願日: 1997年06月05日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 指令電圧が電圧飽和状態であっても、インバータゲインが高くなることを防ぎまたは電流のオーバーシュートしない、変調率の最大限までPWMインバータに線形ゲインを与えることができるACサーボモータの電圧飽和処理方法を提供する。【解決手段】 変調率Mi が1以上のとき、各相の指令電圧に対して変調率Miが1以上の部分をクランプするとともに、変調率に対する関数S(Mi )を求め、指令電圧の極性に従って該関数S(Mi )に当たる電圧バイアスを前記指令電圧値に添加するACサーボモータ駆動装置の電圧飽和処理方法において、電圧飽和処理前と電圧飽和処理後との指令電圧半周期平均値の比が常に1又はその近傍に維持されるように前記電圧バイアスを可変としている。
請求項(抜粋):
ACサーボモータの制御用PWMインバータに与えられる搬送波の大きさに対する各相の指令電圧値の大きさの比Mi (以下「変調率」と言う。)が1以上のとき、各相の指令電圧に対して変調率Mi が1以上の部分をクランプするとともに、変調率に対する関数S(Mi ) を求め、指令電圧の極性に従って該関数S(Mi )に当たる電圧バイアスを前記指令電圧値に添加する形式のACサーボモータ駆動装置の電圧飽和処理方法において、電圧飽和処理前の指令電圧半周期平均値と電圧飽和処理後の指令電圧半周期平均値との比が常に1又はその近傍に維持されるように前記電圧バイアスを可変とすることを特徴とするACサーボモータ駆動装置の電圧飽和処理方法。

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