特許
J-GLOBAL ID:200903041503961710

高所クレーン上への荷上げ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-219356
公開番号(公開出願番号):特開平11-060160
出願日: 1997年08月14日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 移動式クレーンやウィンチ等の動力源により駆動される特殊な機械を使用することなく天井クレーン上への荷上げを達成する。【解決手段】 軸受3に支持された小径ドラム1と大径ドラム2とを、中間のクラッチ5を断とし、大径ドラム2からワイヤロープ8を引き出し、天井クレーン11の支柱14に吊設した滑車15を経由して下方に垂下させ、先端部の荷上げフック16を荷物21に引っ掛ける。一方、小径ドラム1からワイヤロープ7を引き出し、クレーンフック13に引っ掛ける。クラッチ5を接続して、巻上げドラム18を巻き上げてクレーンフック13を上昇させ、小径ドラム1を回転させると大径ドラム2にワイヤロープ8が巻き付けられ、滑車15を介して荷上げフック16に引っ掛けた荷物21が上昇し、クレーン上端面まで荷上げされる。
請求項(抜粋):
作業床上方の高所に設置されたクレーン上への荷上げ装置であって、前記クレーンが備えた巻上げ装置から昇降自在に垂下したクレーンフックの下方にベース板を載置し、このベース板上に設けた一対の軸受に支持された支持軸に小径ドラムと大径ドラムとを、両者の軸方向中間に配設した断続可能なクラッチを介して並設すると共にそれぞれを自由回転可能に支持させ、前記小径ドラムに巻き付けたワイヤロープの先端部に前記クレーンが備えたクレーン巻上げ装置から垂下したクレーンフックに接続可能な吊り手を設け、前記小径ドラムへのワイヤロープの巻回方向とは逆方向で前記大径ドラムに巻き付けたワイヤロープを前記クレーンの上端面に設置された支柱に吊設した滑車に着脱可能に支持させて下方に垂下させ、その先端部に荷物に接続可能な荷上げフックを設けたことを特徴とする高所クレーン上への荷上げ装置。

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