特許
J-GLOBAL ID:200903041506852670

流体の導電率の差を決定する方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-242990
公開番号(公開出願番号):特開平6-254157
出願日: 1993年09月29日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】【目的】 血液透析中にこの血液の再循環率を定量的に測定する方法および装置を提供すること。【構成】 この差動導電率再循環モニタ(22)は、瘻管(26)に入る血液の導電率をこの瘻管から引き出される血液の導電率を比較することによってこの瘻管の中の再循環の程度を定量的に決定する。ある量の高導電率標識流体をこの瘻管に入る血液の中に一度に注入し、その血液の導電率を変える。もし再循環があれば、この導電率の変った血液が瘻管に入り、その中の血液と混合してその中の血液の導電率を再循環の程度に比例して変える。従って、この瘻管から引き出された血液は再循環の程度に関連して変った導電率を有する。この瘻管に入る導電率の変った鏡の導電率とこの瘻管から引き出される血液の導電率の定量値を測定し、差を決定する。この決定した導電率の差を瘻管の中の再循環率の定量的決定に使用する。
請求項(抜粋):
第1流体を管状リングの構成の第1導電率セル(52)に入れ、上記流体が連続した電気的通路を形成することによって少くとも二つの流体の導電率の差を決定するための方法であって、第2流体を管状リングの構成の第2導電率セル(54)に入れ、上記流体が連続した電気通路を形成する工程、この第1導電率セルの中の第1流体に第1電流をおよびこの第2導電率セルの中の第2流体に第2電流を誘起する工程、この第1導電率セルの中の第1流体の第1電流およびこの第2導電率セルの中の第2流体の第2電流を検知する工程、ならびにこの第1流体と第2流体の間の導電率の差を表す信号を作るためこの第2電流を第1電流から引き算する工程を含むことを特徴とする方法。
IPC (3件):
A61M 1/14 533 ,  G01N 27/06 ,  G01R 27/02

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