特許
J-GLOBAL ID:200903041517383370

X線管装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-130384
公開番号(公開出願番号):特開平7-335389
出願日: 1994年06月13日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】小型化可能な構造であって、別体の冷却装置を用いないで、X線管で発生した熱を効率良く冷却すると共に、高出力や長時間の連続使用でも熱容量の不足しないX線管装置を安価に提供する。【構成】X線管装置は本体部1、放熱部2及び冷却部3を備える。本体部1のX線管5の回転陽極側を支持する固体絶縁体(支持絶縁筒14)は、熱伝導率の良好な材料から成る。放熱部2は、支持絶縁筒14に熱的に接続された放熱器21及び冷却フィン22...を備える。冷却部3は、液体窒素25を封入した発泡体容器24及びその容器の外周を覆う断熱材(容器ハウジング23)を有し、液体窒素25が冷却フィン22...を臨む状態で本体部1に接続される。また、容器ハウジング23の一部には、発泡体容器24に対する通気用の開閉可能な蓋を設け、この蓋の開閉により、液体窒素の気化作用を調整する。
請求項(抜粋):
ハウジング内に、主要な熱発生源としての回転陽極を含むX線管を設けたX線管装置において、上記ハウジングとX線管との間の空間の少なくとも上記回転陽極に対向する位置に、熱を伝導する熱伝導体を設けると共に、この熱伝導体により伝導された上記熱を冷却する冷却手段を備え、この冷却手段は、冷却媒体を封入した発泡体容器と該発泡体容器の外周を覆う断熱材とを有する冷却部と、上記発泡体容器の内部に臨ませ、且つ、上記熱伝導体に熱的に接続される放熱部とを含むことを特徴とするX線管装置。
IPC (2件):
H05G 1/02 ,  H05G 1/04

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