特許
J-GLOBAL ID:200903041520774452

回転架設工法及びその回転装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-080859
公開番号(公開出願番号):特開平6-294215
出願日: 1993年04月07日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 中間支柱を必要とせず、軌道周辺の敷地に余裕がない条件の下でも、短い工期で軌道上の大径間に架構を構築することを目的とする。【構成】 軌道Rの両側へ構造物の一部となるコア躯体10を構築する。このコア躯体10に設けられた組立架台22上で、架構を組み立てる。従って、軌道Rの周辺に架構20の組立てヤードを設ける必要がない。架構20は、その一端が回転支柱24に水平方向へ回転可能に取付られ、自由端付近を吊下されながら回転され、反対側のコア躯体10へ架け渡されて連結される。この架構20の上へ作業床を設置しトラベリング基地とする。躯体上へトラベリング用のレールを設置し、作業床上でブロック化した架構を複数構築し、レール上を順次移動させながら全軌道に渡る架構を架設する。これによって、工期の短縮が図れる。
請求項(抜粋):
上部に構造物が構築される架構を中間支柱が設置困難な大径間に架設する架設工法において、大径間の両側へ低層部に前記架構の組立スペースを設け、前記構造物の一部となる躯体を構築する工程と、前記組立スペースで前記架構を組立て一端を前記躯体に水平方向へ回転可能に取付ける工程と、前記架構の自由端付近を吊りながら架構を回転させ反対側の躯体へ架構を架け渡して連結する工程と、所定の間隔で複数架設された前記架構の上へ作業床を設置する工程と、トラベリング用のレールを躯体上へ設置し、前記作業床上でブロック化した架構を構築し、前記レール上を順次移動させながら全大径間に渡る架構を架設する工程と、前記躯体の上層部に設けられたリフト装置によって、前記レール上に載せられブロック化された架構をリフトして前記レールを撤去し、再び前記架構をダウンし前記躯体に固定する工程と、を有することを特徴とする回転架設工法。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平2-266081
  • 特開平3-084105
  • 特開昭58-033614
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