特許
J-GLOBAL ID:200903041521389820

パケット伝送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉山 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-110053
公開番号(公開出願番号):特開平9-275420
出願日: 1996年04月05日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 間隔が変動するパケット列に対してその間隔を再現するためのタイムスタンプを付加し、等間隔のパケット列に変換して伝送する際、ビットレートが高くなったときにも通信が途絶えないようにする。【解決手段】 パケットP1〜P3は同期時刻Tにオフセット時間Dを加えたタイムスタンプT1〜T3が逆転していないので、そのままパケットに付加される。パケットP4から平均レートが高くなるため、パケットP4以降のタイムスタンプを計算する際のオフセット時間をDからδ(δ<D)へ変化させている。この結果、パケットP4に付加するタイムスタンプT4がパケットT3に付加したタイムスタンプT3を下回ってしまう。このままでは、受信機においてパケットP4以降の通信が途絶えてしまうので、(b)に示すように、パケットP4を廃棄している。
請求項(抜粋):
それぞれ同期した時計を備える送信側と受信側との間で、間隔が変動するパケット列をバッファによりほぼ一定の間隔のパケット列に変換して伝送する方法であって、前記送信側においては、(a)前記間隔の変動するパケット列の各パケットに対して現在の時刻に所定のオフセット時間を加えたタイムスタンプを計算し、(b)前記タイムスタンプが前回記憶したタイムスタンプの値以下であるときは、前記パケットを廃棄し、(c)前記タイムスタンプが前回記憶したタイムスタンプの値以下でないときは、タイムスタンプの記憶値を更新すると共に、前記パケットに前記計算したタイムスタンプを付加し、(d)前記タイムスタンプが付加されたパケットのタイミングを前記バッファにより調整し、前記受信側においては、(e)受信したパケットをバッファに蓄積した後、該パケットに付加されているタイムスタンプにしたがってパケット列の間隔を再現することを特徴とするパケット伝送方法。
IPC (3件):
H04L 12/56 ,  H04L 7/00 ,  H04L 13/08
FI (3件):
H04L 11/20 102 A ,  H04L 7/00 A ,  H04L 13/08
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-122146
  • 特開平2-170645

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