特許
J-GLOBAL ID:200903041527695116

ニッケル-水素蓄電池

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-248156
公開番号(公開出願番号):特開平8-115739
出願日: 1994年10月13日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【目的】 ニッケル-水素蓄電池の高温下での自己放電特性、ガス吸収特性を改良する。【構成】 セパレータとして、繊維径が3μm以下のポリオレフィン系合成樹脂からなる第1繊維層と繊維径が15μm以上のポリオレフィン系合成樹脂からなる第2繊維層とを一体化した不織布に親水性ビニルモノマーをグラフト重合したものを用い、第1繊維層をニッケル正極側に当接させ、第2繊維層を水素吸蔵合金負極側に当接させるように配する。【効果】 第1繊維層によってニッケル正極側の表面を電解液で覆うことができるので、負極から放出された水素が正極に到達し難くなって自己放電特性が改良でき、第2繊維層によって水素吸蔵合金負極側に繊維の間隙を形成することができるので、酸素の透過性が良好になってガス吸収特性が改良できる。
請求項(抜粋):
水素吸蔵合金からなる負極とニッケル正極との間にセパレータを介在してなるニッケル-水素蓄電池において、前記セパレータは、繊維径が3μm以下のポリオレフィン系合成樹脂からなる第1繊維層と繊維径が15μm以上のポリオレフィン系合成樹脂からなる第2繊維層とを一体化した不織布に、アクリル酸またはメタクリル酸から選択された親水性ビニルモノマーの少なくとも一方をグラフト重合したものであり、前記第1繊維層を正極側に当接し、前記第2繊維層を負極側に当接するように配したことを特徴とするニッケル-水素蓄電池。
IPC (2件):
H01M 10/30 ,  H01M 2/16
引用特許:
審査官引用 (2件)

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