特許
J-GLOBAL ID:200903041547644321

被検出物の真偽を判別する方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-221231
公開番号(公開出願番号):特開平6-251223
出願日: 1993年09月06日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】SN比が高くかつノイズの発生源にならず、コンパクトな装置によって被検出物の真偽を判別できるようにすることを主な目的とする。【構成】被検出物10の走査領域13に多数の感磁性素子12がランダムに混入されている。処理装置20は、ギャップ42を有するコア41を備えている。コア41に、励磁コイル31と検出コイル32が設けられている。コア41にバイアス磁界を与えた状態で、コア41のギャップ部分42aに被検出物10の走査領域13を所定速度で移動させ、検出コイル32に生じた誘導電圧検出信号を暗号コードに変換するとともに、その暗号コードをコード表示部に記録する。被検出物10の真偽を判断する際には、走査領域13を処理装置20によって走査することにより得られた誘導電圧検出信号と、コード表示部に記録されている暗号コードとが対応した時に本物と判断する。
請求項(抜粋):
多数の感磁性素子がランダムに混入された被検出物の走査領域を磁気的に走査することによりこの被検出物の真偽を判別する方法であって、ギャップを有するコアにバイアス磁界を与えた状態で上記ギヤップの近傍に上記被検出物の走査領域を所定速度で通過させ、上記走査領域が通過する際にこの走査領域に含まれている感磁性素子に応じて上記ギャップ部分の透磁率が変化することによってコアに発生する誘導電圧を検出し、この誘導電圧検出信号を暗号コード化するとともにこの暗号コードを上記被検出物のコード表示部に記録し、被検出物の真偽を判別する際に、上記コアにバイアス磁界を与えた状態で上記走査領域を所定速度で上記コアのギャップ部分を通過させ、その時コアに発生する誘導電圧を検出することにより誘導電圧検出信号を得るとともに、上記コード表示部に記録されている暗号コードを読取りかつこの暗号コードを解読することによって照合用コードを再生し、この照合用コードを上記誘導電圧検出信号と照合し、両者が対応した時にこの被検出物が真正なものであると判断することを特徴とする被検出物の真偽を判別する方法。
IPC (3件):
G07D 7/00 ,  G06K 7/00 ,  G06K 17/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-048389
  • 特開昭63-157082

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