特許
J-GLOBAL ID:200903041547977835

水性樹脂分散液

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-235949
公開番号(公開出願番号):特開平9-111132
出願日: 1995年08月23日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 基材との密着性及び安定性に優れ、特に広い温度範囲にわたって優れた制振性を示し、しかも柔軟性で耐チツピング性及び低温耐衝撃性に優れた被膜を形成しうる水性樹脂分散液を提供する。【解決手段】 水性媒体中に分散された重合体微粒子を含有してなる水性樹脂分散液であって、該重合体微粒子として特定のガラス転移温度(Tg)を有する芯部と殻部とからなる複合体微粒子(A)、並びに、芯部のTgが複合体微粒子(A)とは異なる特定の複合体微粒子(B)及び/又は特定のTgをもつ重合体微粒子(C)を含有してなることを特徴とする水性樹脂分散液。
請求項(抜粋):
水性媒体中に分散された重合体微粒子を含有してなる水性樹脂分散液であつて、該重合体微粒子が(A) ガラス転移温度(TgA-1)が-10°C〜50°Cの範囲内にあるカルボキシル基含有アクリル系重合体(A-1)からなる芯部と、該芯部を被覆するガラス転移温度(TgA-2)が-10°Cより低い重合体(A-2)からなる殻部よりなる芯-殻型複合体微粒子であつて、該複合体微粒子の重量を基準にして、該芯部が50〜90重量%を占め且つ残りが殻部である複合体微粒子と、(B) ガラス転移温度(TgB-1)が-10°C〜50°Cの範囲内にあり且つ上記複合体微粒子(A)の芯部の重合体(A-1)のガラス転移温度(TgA-1)よりも少なくとも10°C低いカルボキシル基含有アクリル系重合体(B-1)からなる芯部と、該芯部を被覆するガラス転移温度(TgB-2)が-10°Cより低い重合体(B-2)からなる殻部よりなる芯-殻型複合体微粒子であつて、該複合体微粒子の重量を基準にして芯部が50〜90重量部を占め且つ残りが殻部である複合体微粒子及び/又は(C) ガラス転移温度(Tgc)が-30°C〜50°Cの範囲内にあり且つ上記複合体微粒子(A)の芯部の重合体(A-1)のガラス転移温度(TgA-1)と少なくとも10°C異なる重合体微粒子とからなり、微粒子(A)、(B)及び(C)の合計量を基準にして、複合体微粒子(A)を30〜90重量%、及び複合体微粒子(B)と重合体微粒子(C)を合計で70〜10重量%含有することを特徴とする水性樹脂分散液。
IPC (4件):
C08L101/00 LTB ,  C09D 5/02 PPU ,  C09D151/06 PGX ,  C09D201/00 PDC
FI (4件):
C08L101/00 LTB ,  C09D 5/02 PPU ,  C09D151/06 PGX ,  C09D201/00 PDC

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