特許
J-GLOBAL ID:200903041553068065

ガスクロマトグラフによる試料の気化分析方法、及び気化分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 武通 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-352850
公開番号(公開出願番号):特開平6-180306
出願日: 1992年12月14日
公開日(公表日): 1994年06月28日
要約:
【要約】【目的】 微量気相成分を含む試料からその気相成分のみを二段階の吸着で高濃度に濃縮すると共に、気相成分が多量に含む水やアルコールを除去し、ガスクロマトグラフに狭い高濃度のバンド幅で供給して高精度の分析を可能にする。【構成】 試料容器11中で試料4を加熱し、揮発する微量気相成分を1次吸着ユニット20の保持した1次吸着管に供給して管内の多量の吸着剤で吸着し、吸着後に1次吸着管内にパージガスを供給し、吸着剤が吸着した気相成分中の水、アルコールを管外に排出し、次に1次吸着管1と、微量の吸着剤を充填した2次吸着管2をヘッドスペースサンプラ30に保持し、1次吸着管を加熱すると共に2次吸着管を冷却し、1次吸着管の吸着剤から揮発する気相成分を2次吸着管に送入して管内の微量吸着剤に吸着し、その吸着後に2次吸着管を高周波誘導加熱コイルで加熱し、揮発する気相成分をキャピラリーカラム40に導入して分析する。
請求項(抜粋):
多量の吸着剤を充填した1次吸着管を1次吸着ユニットに保持し、試料容器中の試料を加熱すると共に、該試料容器中に送入したキャリアガスで試料から揮発する微量の気相成分を、前記1次吸着管に供給して管内の吸着剤に吸着し、その吸着後に該1次吸着管内にパージガスを供給して吸着剤が吸着した気相成分中の水やアルコールを管外に排出することで上記気相成分を濃縮し、次に上記1次吸着管と、吸着剤を微量充填する2次吸着管をヘッドスペースサンプラに保持し、該2次吸着管を冷却すると共に、前記1次吸着管を加熱し、吸着剤が吸着した気相成分を揮発させて2次吸着管に導入することで2次吸着管内の吸着剤に吸着し、その吸着後に上記吸着剤に吸着された気相成分をキュリー点に加熱して揮発させ、揮発ガスをガスクロマトグラフに導入することを特徴とするガスクロマトグラフによる試料の気化分析方法。
IPC (2件):
G01N 30/08 ,  G01N 30/12
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-187250
  • 特開平3-142337

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