特許
J-GLOBAL ID:200903041556169601

液体封入型エンジンマウント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森下 靖侑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-198250
公開番号(公開出願番号):特開2001-027279
出願日: 1999年07月12日
公開日(公表日): 2001年01月30日
要約:
【要約】【課題】 液体封入型エンジンマウントの主副液体室間を接続する開閉可能なアイドル用オリフィスを連通状態と遮断状態とに切替える切替動作の応答遅れを小さくすること。【解決手段】 開閉可能なアイドル用オリフィスを連通状態と遮断状態とに切替える弁開閉用空気圧室A4の空気圧を連通用空気圧または遮断用空気圧に保持するために空気圧切替弁V2の作動を制御するコントローラCは、エンジンが低速回転中で且つブレーキスイッチがオンのとき(ブレーキペダルが踏まれているとき)は前記弁開閉用空気圧室A4の空気圧を前記連通用空気圧に保持するとともに、前記ブレーキスイッチがオンからオフになったときに前記弁開閉用空気圧室A4の空気圧を前記遮断用空気圧に保持するように前記空気圧切替弁V2を作動させることを特徴とする液体封入型エンジンマウント。
請求項(抜粋):
エンジンを支持してそのエンジンの振動に伴って変形する弾性体により室壁の一部が形成され且つ内部に液体が封入される主液体室と、副液体室と、前記両室間を前記エンジンがアイドル回転域で回転するとき連通させるアイドル用オリフィスと、前記アイドル用オリフィスを開閉する開閉弁と、空気圧の変化により前記開閉弁を開閉する弁開閉用空気圧室とを有し、前記弾性体の弾性変形および前記アイドル用オリフィスを通過する液体の流動により前記エンジンの振動を吸収するエンジンマウント本体と、前記弁開閉用空気圧室の空気圧を、前記開閉弁が開となって前記主および副液体室間を連通させる連通用空気圧と、前記開閉弁が閉となって前記主および副液体室間を遮断する遮断用空気圧とに、切替える空気圧切替装置と、前記エンジンの回転速度が前記アイドル回転域にあるか否かを判別するエンジン回転速度判別手段と、ブレーキスイッチのオン・オフ状態を判別するブレーキスイッチオン・オフ状態判別手段と、前記弁開閉用空気圧室の空気圧を前記連通用空気圧または遮断用空気圧に保持するために前記空気圧切替装置の作動を制御する空気圧切替制御手段であって、前記エンジンがアイドル回転域で回転し且つブレーキスイッチがオンの時は前記弁開閉用空気圧室の空気圧を前記連通用空気圧に保持するとともに、前記ブレーキスイッチがオンからオフになった時に前記弁開閉用空気圧室の空気圧を前記遮断用空気圧に保持するように前記空気圧切替装置を作動させる前記空気圧切替制御手段と、を備えた液体封入型エンジンマウント。
IPC (2件):
F16F 13/26 ,  B60K 5/12
FI (2件):
F16F 13/00 630 F ,  B60K 5/12 F
Fターム (8件):
3D035CA05 ,  3D035CA35 ,  3J047AA03 ,  3J047CA12 ,  3J047CB09 ,  3J047CD12 ,  3J047DA02 ,  3J047FA02

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