特許
J-GLOBAL ID:200903041571103129

窓処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-053287
公開番号(公開出願番号):特開平11-250034
出願日: 1998年03月05日
公開日(公表日): 1999年09月17日
要約:
【要約】【課題】 MPEG2オーディオ符号化方式AACやドルビーAC-3等で用いられる窓処理を、小さな回路規模で実現すること。【解決手段】 差分窓テーブル100に、予め値が定められているN個の要素からなる窓関数W(i)[0≦i<N] に対し、dW(i)=W(i+1)-W(i)[0≦i<N-1] となるdW(i)の値を格納する。入力ポート110からデータD(0)が入力されると、記憶手段140から初期値W(0)を読み出し、D(0)*W(0)を演算し、記憶手段150の値を1だけインクリメントする。次にD(1)が入力されると、dW(1)を読み出してW(1)に変換し、D(1)*W(1)を演算する。以降は記憶手段140で更新されたW(i)を用いてD(i)*W(i)を算出する。
請求項(抜粋):
予め値が定められたN個の要素からなる窓関数W(i)[0≦i<N] と、N個の要素からなる入力データD(i)[0≦i<N] との乗算を行う窓処理装置であって、dW(i)=W(i+1)-W(i)[0≦i<N-1] となるdW(i)の値が予め格納された差分窓テーブルと、前記差分窓テーブルの端点から順次データを読み出し、かつ読み出した値を累積加算することによりW(i)の値を生成する累積読出手段と、前記累積読出手段のi番目の出力値W(i)と前記入力データD(i)とを乗算する乗算手段と、を具備し、前記累積読出手段の処理と前記乗算手段の処理とを交互に行いながら、入力データD(i)に対して窓処理を行うことを特徴とする窓処理装置。

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