特許
J-GLOBAL ID:200903041579323268

車両用ドアの自動開閉装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-043999
公開番号(公開出願番号):特開平6-255370
出願日: 1993年03月04日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】【目的】 車両用ドアを閉じる際に最適に減速できる自動開閉装置を提供する。【構成】 油圧によって伸縮する開閉機構により上下方向にドアを開閉させる開閉装置において、スイッチがドアを閉じようとする「閉」に操作されると、そのときのドアの開度(閉動作開始位置)に応じてドアの減速開始位置を設定する(S110,S200〜S230)。この減速開始位置の設定は、閉動作開始位置がドアの全開状態に近い程、全開位置寄りとなるように設定される。そして、開閉機構からオイルが排出される方向にモータを駆動してドアを閉動作させ(S240)、ドアが、そのとき設定された減速開始位置まで閉じると、オイルの流量を制限してドアを減速させる(S270,S280)、といった手順でドアの減速を行う。この結果、ドアの閉動作開始位置、即ちドアの慣性力に影響されずに、安定してドアを減速させ、安全に閉じることができる。
請求項(抜粋):
車両本体に上端で枢支された車両用ドアを上下方向に自動的に開閉させる開閉機構と、上記ドアの開閉要求を検出し、上記開閉機構を作動させることで上記ドアの開閉を制御する開閉制御手段と、上記ドアが所定の減速開始位置まで閉じたときに該ドアの閉動作を減速させる減速手段と、を備えた車両用ドアの自動開閉装置において、上記ドアの開度を検出する開度検出手段と、上記開閉制御手段による上記ドアの閉動作開始時に、上記開度検出手段により検出されるドアの開度に基づいて該開度が大きい程上記ドアの減速開始位置が上記ドアの全開位置寄りとなるように、上記ドアの減速開始位置を設定する位置設定手段と、上記開閉制御手段による上記ドアの閉動作中に、上記開度検出手段により検出されるドアの開度に基づいて上記ドアが上記位置設定手段により設定された減速開始位置まで閉じたか否かを判定し、上記ドアが当該減速開始位置まで閉じたと判定したときに上記減速手段を作動させる減速制御手段と、を備えたことを特徴とする車両用ドアの自動開閉装置。
IPC (2件):
B60J 5/10 ,  E05F 15/06

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