特許
J-GLOBAL ID:200903041600739674

光学ガラスの成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-201087
公開番号(公開出願番号):特開平10-025120
出願日: 1996年07月11日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 失透しやすい厚板状光学ガラスを成形する際に、オリフィス先端開口部に発生する失透やガラス成分の揮発により発生した異質層が流出ガラス表面に付着してガラス内部に巻き込まれることを防止する。【解決手段】 流出管のオリフィス先端開口部を末広がりな円錐状形状にし、上記先端開口部を鋳込みガラス表面に密着乃至浸漬することにより、ガラス中に失透やガラス表面からの揮発による異質層の発生が防止できる。また、鋳型の中に設置される案内型のガラスが流出する側は前方に向かって下降する略放物面状傾斜面になっているので、ガラスの流れはスムースであり、折れ込みやガラスの停滞による失透の発生がない。さらに、鋳込みガラスの表面をエアーにより冷却することによりガラス中に失透が発生するのを抑制することができる。上述のような方法によれば、従来の方法では高品質なガラスが得られなかった失透しやすい厚板状光学ガラスでも容易に成形することができる。
請求項(抜粋):
ガラス溶融炉底部に接続している流出管のオリフィスから流出する溶融ガラスをオリフィスの下方に設けたチャンネル状鋳型の一端部に鋳込み、鋳型の末端部から引き出すことにより溶融ガラスを成形する方法において、上記オリフィス先端開口部を鋳込みガラス面に密着乃至浸漬することを特徴とする光学ガラスの成形方法。
IPC (2件):
C03B 19/02 ,  C03B 17/06
FI (2件):
C03B 19/02 A ,  C03B 17/06
引用特許:
出願人引用 (10件)
  • 特開昭50-051516
  • 特公昭45-019987
  • 特開昭51-005318
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