特許
J-GLOBAL ID:200903041603716462

液晶表示素子およびその配向膜の形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-072645
公開番号(公開出願番号):特開平6-289396
出願日: 1993年03月31日
公開日(公表日): 1994年10月18日
要約:
【要約】【目的】LB法によりポリイミドからなる水平配向膜を形成した液晶表示素子として、液晶分子を所望のプレチルト角をもたせて配向させた、液晶の初期配向不良や駆動電圧印加時のリバースチルトディスクリネーション配向不良等がない良好な表示品質の液晶表示素子を提供する。【構成】LB法によりポリアミック酸と長鎖アルキルアミンとを反応させてなる化合物の単分子膜を積層しこの積層膜をイミド化処理して形成するポリイミド膜からなる水平配向膜8,9を、前記ポリアミック酸と長鎖アルキルアミンとの混合比を制御して単位面積当たりに長鎖アルキル基が所定の割合で残留するように形成し、液晶分子Aを、前記水平配向膜8,9の単位面積当たりの長鎖アルキル基残留割合に応じたプレチルト角φで配向させた。
請求項(抜粋):
液晶層をはさんで対向する一対の透明基板の互いに対向する面に、透明電極と、ラングミュア・ブロジェット法によりポリアミック酸と長鎖アルキル基を有するアミンとを反応させてなる化合物の単分子膜を積層してこの積層膜をイミド化処理したポリイミド膜からなる水平配向膜とを形成した液晶表示素子であって、前記水平配向膜は、前記ポリアミック酸と長鎖アルキル基を有するアミンとの混合比を制御して単位面積当たりに前記長鎖アルキル基が所定の割合で残留するように形成されており、液晶分子が、前記水平配向膜の単位面積当たりの長鎖アルキル基残留割合に応じたプレチルト角をもって配向していることを特徴とする液晶表示素子。
IPC (4件):
G02F 1/1337 ,  G02F 1/1337 525 ,  B01J 19/00 ,  B05D 1/20

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