特許
J-GLOBAL ID:200903041605740042

回転電機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-030616
公開番号(公開出願番号):特開平9-224345
出願日: 1996年02月19日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】内部に水が侵入するのを防いで、巻線の絶縁が劣化するのを防止した回転電機を提供する。【解決手段】固定子鉄心2の軸線方向の両端の外周に溝部27及び28を形成し、これらの溝部を、固定子鉄心2の両端に嵌合したフレーム8の筒状部19の拡大径部22及びカバー9の筒状部20の拡大径部23にそれぞれ対向させる。フレーム及びカバーの筒状部19及び20の拡大径部22及び23が設けられた部分の最下部にそれぞれ水抜き用の孔29及び30を設ける。
請求項(抜粋):
複数の鋼板の積層体からなっていて環状のヨークと該ヨークの内周側に形成された巻線スロットとを有する固定子鉄心と前記巻線スロットに巻回された巻線とを備えた固定子と、前記固定子鉄心の中心軸線に沿って配置された回転軸と、前記固定子鉄心の内側に配置されて前記回転軸に取り付けられた回転子と、前記固定子鉄心と軸線を共有する筒状部を有して該筒状部の開口端が前記固定子鉄心の軸線方向の一端側の外周部に結合されたフレームと、前記固定子鉄心と軸線を共有する筒状部を有して該筒状部の開口端が前記固定子鉄心の軸線方向の他端側に結合されたカップ状のカバーとを備え、前記フレーム及びカバーのそれぞれの筒状部の開口端の内周に拡大径部が形成されてそれぞれの筒状部の内周の拡大径部が設けられた部分と他の部分との間に段部が形成され、前記固定子鉄心の一端側の外周部及び他端側の外周部がそれぞれ前記フレーム及びカバーの筒状部の拡大径部に嵌合されて、該固定子鉄心の軸線方向の一端側の外周寄り部分及び他端側の外周寄り部分がそれぞれ前記フレーム及びカバーの内周に形成された段部に当接されている回転電機において、前記固定子鉄心の軸線方向の一端側の外周部及び他端側の外周部に、前記フレームの拡大径部の内周及びカバーの拡大径部の内周にそれぞれ対向する溝部が周設され、前記フレームの拡大径部の最下部及びカバーの拡大径部の最下部にそれぞれの拡大径部の内側の溝部内に侵入した水を流出させる水抜き用の孔または溝が設けられていることを特徴とする回転電機。

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