特許
J-GLOBAL ID:200903041612918442

セメント組成物

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-005727
公開番号(公開出願番号):特開平10-194816
出願日: 1997年01月16日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【解決手段】 ?@ セメント、骨材、及び、(共)重合体を必須構成成分とするセメント組成物であって、該(共)重合体が、シェルによりコア表面の少なくとも一部が被覆されたコア/シェル構造を有する粒子であって、前記コアは、水に不溶性な(共)重合体であり、前記シェルは、pH5以上で水溶性である(共)重合体であり、pH5以上で実質的に再乳化可能な(共)重合体であることを特徴とする、セメント組成物。 ?A ?@のセメント組成物に水を配合して硬化させて得られるセメント硬化物。【効果】 本発明に係るセメント組成物は、以下の?@〜?Bの優れた特性を有する。 ?@ 水と配合したときに流動性と流動性の経時安定性に優れる。 ?A 水と配合して硬化させて得られるセメント硬化物は、接着強度、耐透水性及び耐吸水性に優れる。 ?B 下地調整材、セルフレベリング材、補修材、タイル接着剤、半たわみ舗装用グラウト、セメント系サイディング材、目地材、吹き付けモルタル材、セメント系厚付け塗材、セメント系注入材等に好適に応用できる。
請求項(抜粋):
セメント、骨材、及び、(共)重合体を必須構成成分とするセメント組成物であって、該(共)重合体が、シェルによりコア表面の少なくとも一部が被覆されたコア/シェル構造を有し、前記コアは、繰り返し単位に、一般式(1)(化1)で表されるペンダント基を有する繰り返し単位からなる群、及び、一般式(2)(化1)で表されるペンダント基を有する繰り返し単位からなる群から選択された少なくとも1種の繰り返し単位を0重量%以上40重量%未満有する(共)重合体(α2)であり、【化1】(一般式(1)において、R1及びR2は、それぞれ、同一又は別個の、水素、炭素原子数1〜12のアルキル基又は炭素原子数1〜12の-OH基を有するアルキル基である。一般式(2)において、R3は、炭素原子数1〜30のアルキレン基であり、又は-R3OHが-(R22-O-)n-Hである。(但し、R22は炭素原子数2〜5の同一又は異なるアルキレン基であり、nは繰り返し数であり2〜30である))前記シェルは、繰り返し単位に、一般式(1)(化1)で表されるペンダント基を有する繰り返し単位からなる群、及び、一般式(2)(化1)で表されるペンダント基を有する繰り返し単位からなる群から選択された少なくとも1種の繰り返し単位を20重量%以上100重量%以下有する(共)重合体(α1)であり、かつ、(α1)及び(α2)の合計重量に対して、(α1)が15〜85重量%であり、(α2)が85〜15重量%であり、かつ(α1)中の一般式(1)及び/又は(2)で表されるペンダント基を有する少なくとも一種の繰り返し単位の含有率が(α2)中の該少なくとも1種の繰り返し単位の含有率より高いことを特徴とする粒子からなる、pH5以上の水に対して実質的に再乳化する機能を有する(共)重合体であることを特徴とする、セメント組成物。
IPC (11件):
C04B 28/02 ,  C04B 24/26 ,  C08F255/02 ,  C08F257/02 ,  C08F265/04 ,  C08F265/10 ,  C08F271/02 ,  C08F279/00 ,  C04B103:30 ,  C04B103:40 ,  C04B111:20
FI (9件):
C04B 28/02 ,  C04B 24/26 D ,  C04B 24/26 F ,  C08F255/02 ,  C08F257/02 ,  C08F265/04 ,  C08F265/10 ,  C08F271/02 ,  C08F279/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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