特許
J-GLOBAL ID:200903041620990268

内燃機関の出力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-120261
公開番号(公開出願番号):特開平6-330779
出願日: 1993年05月21日
公開日(公表日): 1994年11月29日
要約:
【要約】【目的】車両走行状態検出手段が故障した場合でも、出力の急変に伴うドライバビリティの悪化を防止し、運転者の要求にみあった動力性能を確保する。【構成】吸気通路2にはステップモータ11の作動により開閉されるサブスロットル弁8とリンクタイプのメインスロットル弁9が直列に配設されている。スロットルECU52は、各車輪の速度センサ39L,39R,40L,40Rが故障しておらず、かつ、スリップ抑制制御を行う必要がある場合にはスリップ抑制制御を行う。又、スリップ抑制制御が正常に終了した場合には、比較的速い速度でサブスロットル弁8を開く。更に、各速度センサ39L,39R,40L,40Rのうちの1つが故障した場合にはスリップ抑制制御を終了させ比較的遅い速度でサブスロットル弁8を開く。従って、故障時にエンジン1の出力が低下してしまうことがなく、かつ、出力が急変してしまうことがない。
請求項(抜粋):
内燃機関の出力を調整するための出力調整手段と、前記出力調整手段を作動させるために駆動制御される出力調整駆動手段と、前記内燃機関を搭載した車両の走行状態を検出する車両走行状態検出手段と、前記車両走行状態検出手段の検出結果に基づき、予め設定された前記内燃機関の複数の制御パターンを使い分けて、その制御パターンに基づく制御特性が得られるよう前記出力調整駆動手段を駆動制御する駆動制御手段とを備えた内燃機関の出力制御装置において、前記車両走行状態検出手段の故障を検出する故障検出手段と、前記故障検出手段により故障が検出されたときに、前記複数の制御パターンのうちの予め定められた制御パターンを選択する故障時選択手段と、前記車両走行状態検出手段の故障時における、前記故障時選択手段により選択された制御パターンと異なる制御パターンで前記出力調整駆動手段を駆動制御する状態から、前記故障時選択手段により選択された制御パターンで前記出力調整駆動手段を駆動制御する状態への変化時の前記出力調整駆動手段の変化速度を、前記車両走行状態検出手段の故障時でないときにおける、前記故障時選択手段により選択された制御パターンと異なる制御パターンで前記出力調整駆動手段を駆動制御する状態から、前記故障時選択手段により選択された制御パターンで前記出力調整駆動手段を駆動制御する状態への変化時の前記出力調整駆動手段の変化速度よりも小さくする故障時変化速度低減手段とを設けたことを特徴とする内燃機関の出力制御装置。
IPC (4件):
F02D 29/02 311 ,  F02D 29/02 ,  F02D 9/02 341 ,  F02D 41/22 310
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-070838
  • 特開平2-173329
  • 特開平2-149744
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