特許
J-GLOBAL ID:200903041623603788

粒子と壁との接触判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-297750
公開番号(公開出願番号):特開平11-120165
出願日: 1997年10月15日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】【課題】 壁または角と粒子との衝突の計算を行う際の粒子と壁または角とが接触しているか否かの検査数を減らし、シミュレーションの高速化が図れるようにする。【解決手段】 D1 ≦G、D2 ≧E、D3 ≦C、D4 ≦Fの条件を満たすセルの中に中心を持つ粒子のみを壁との接触判定の対象とするようにする。そして、壁との接触判定は、それぞれの壁ごとに上記条件式にしたがって、その中に中心がある粒子が壁と接触している可能性があるセルを選別して、DRAM等の記憶装置に記憶し、粒子が壁と接触しているかどうかの判定は、それらのセル内の粒子のみについて行うようにする。
請求項(抜粋):
粒子が存在し得る領域を矩形のセルに分割し、粒子が存在し得る領域から直線壁に向かって見て直線壁の右側の端点をaとし、直線壁の向かって左側の端点をbとし、セルの4つの角のうち、粒子が存在し得る領域から壁に向かう向きを持つ壁に垂直な座標軸上で最も大きな座標値を持つ角に番号1を振り、その対角点にある角に番号3を振り、残り2つのセルの角のうち端点bに近い方の角に番号2を振り、端点aに近い方の角に番号4を振り、セルの1番目の角の座標値を(x1 ,y1 )とし、セルの2番目の角の座標値を(x2 ,y2)とし、セルの3番目の角の座標値を(x3 ,y3 )とし、セルの4番目の角の座標値を(x4 ,y4 )とし、C≡xa yb -xb yaE≡xa (xb -xa )+ya (yb -ya )F≡xb (xb -xa )+yb (yb -ya )G≡rL(rは粒子の半径、Lは壁の長さ)D1 ≡(xa -x1 )(yb -ya )+(ya -y1 )(xa -xb )D2 ≡x2 (xb -xa )+y2 (yb -ya )D3 ≡x3 (yb -ya )+y3 (xa -xb )D4 ≡x4 (xb -xa )+y4 (yb -ya )としたとき、D1 ≦GとD2 ≧EとD3 ≦CとD4 ≦Fの4つの式を同時に満たすセル、あるいは、これら4つの式の内の任意の式から等号を除いた4つの式を同時に満たすセルの中に中心がある粒子のみを壁との接触判定の対象とする粒子と壁との接触判定方法。
IPC (2件):
G06F 17/00 ,  G06F 17/50
FI (2件):
G06F 15/20 D ,  G06F 15/60 612 A

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