特許
J-GLOBAL ID:200903041623627202
パッシブレンジング装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-218707
公開番号(公開出願番号):特開平8-082667
出願日: 1994年09月13日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 ビームフォーミングの処理量を減らし計算資源を効果的に配分する。【構成】 探索処理部17で探索する目標及びその優先度が指定される。ビームフォーミング処理部11-A、11-B,11-Cで、入力された信号のうち選択された受信信号が各目標毎にビームフォーミングされる。相関時間差処理部12-1及び12-2で到達時間差と相関関数が算出される。SN比推定処理部13-1,13-2でSN比が推定される。受波器素子選択部15で優先度に従って、SN比がある閾値より高い場合は、受波器素子の数を減らしてビームフォーミング処理量を減らすように受波器素子の選択、SN比がある閾値より低い場合は、受波器素子の数を増やように受波器素子の選択をビームフォーミング処理能力に応じて行う。受波器位置算出部16で受波器配列のベースライン長が算出される。距離推定処理部14で目標の距離が算出され、出力端子18に出力される。
請求項(抜粋):
複数の目標からの信号を受信する空間上に配列された複数の受波器素子から構成される複数の受波器配列と、前記受波器配列の各受波器素子で受信した受信信号を前記複数の目標に応じてビームフォーミングする各受波器配列毎に設けられたビームフォーミング処理手段と、前記ビームフォーミング処理手段により目標に応じてビームフォーミングされた出力に基づき受波器配列間における受信信号の相関をとりそのピーク位置を検出し前記目標からの信号の到達時間差を推定する到達時間差推定手段と、前記到達時間差推定手段の推定結果及び前記受波器素子の位置から前記目標の位置を推定する位置推定手段とを、備えたパッシブレンジング装置において、前記目標に対して捜索の優先度を付与する優先度付与手段と、前記受波器配列の受信信号対雑音比を前記目標毎に推定するSN比推定手段と、前記目標の優先度の高い順に目標を選択し該目標に対して、前記SN比推定手段により推定された該目標の受波器配列の受信信号対雑音比が第1の閾値又は第2の閾値より高いか又は低いか否かを判定し、前記受波器配列の受信信号対雑音比が前記第1の閾値より高いと判定したときは前記各受波器配列の長さを短くしてベースライン長を増加させるとともに、前記ビームフォーミング処理手段の処理量を減らすような前記受波器配列の受波器素子の選択、又は前記受波器配列の受信信号対雑音比が前記第2の閾値より低いと判定したときは前記受波器配列の長さを長くするような前記受波器配列の受波器素子の選択を、前記ビームフォーミング処理手段の処理能力に応じて行う受波器素子選択手段と、前記受波器素子選択手段により前記目標に対して選択された受波器素子の位置を算出する受波器算出手段とを、設け、前記ビームフォーミング処理手段は前記受波器素子選択手段により前記目標に対して選択された受波器素子の受信信号をビームフォーミングし、前記位置算出手段は前記到達時間差推定手段の推定結果及び受波器位置算出手段により算出された受波器素子の位置から前記目標の位置を推定する、ようにしたことを特徴とするパッシブレンジング装置。
IPC (2件):
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