特許
J-GLOBAL ID:200903041623642104

通信処理装置、通信処理システム、および方法、並びにコンピュータ・プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 宮田 正昭 ,  山田 英治 ,  澤田 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-189298
公開番号(公開出願番号):特開2007-013366
出願日: 2005年06月29日
公開日(公表日): 2007年01月18日
要約:
【課題】 CCMモードをベースとした方式を適用した暗号通信における効率的で確実な通信を実現する構成を提供する。【解決手段】 複数のエンティティ間の通信において、カウンタモードによる暗号文とCBC-MACによるメッセージ認証子を送受信するいわゆるCCMモードをベースとした方式を適用し、カウンタ値を順次、更新してデータ送受信を行うとともに、カウンタ値を通知して、自己の保持するカウンタ値との比較によって同期確認を行なう。本構成によりエラーのない処理が実現される。例えば、通信エラー等の発生により、コマンドや返信データが消失した場合や、外部からのリプレイ攻撃、データ改竄が発生した場合においても、初期状態に戻って最初から通信をやり直すことなく、エラー発生時点からのコマンド再発行によるデータ処理再開が可能となる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
カウンタ値を入力値として適用したカウンタモードに従った暗号処理によって生成する暗号文と、メッセージ認証子とを送受信する通信処理システムであり、 暗号文およびメッセージ認証子を送信する少なくとも1つのデータ送信エンティティは、 暗号文またはメッセージ認証子の送信処理に際して、送信暗号文またはメッセージ認証子の生成に適用した少なくとも1つのカウンタ値の送信を実行する構成であり、 暗号文およびメッセージ認証子およびカウンタ値を受信するデータ受信エンティティは、 前記データ送信エンティティからの受信カウンタ値と、自己の保持カウンタ値との比較を実行し、該比較結果に基づく受信データの正当性確認処理を実行する構成であることを特徴とする通信処理システム。
IPC (1件):
H04L 9/32
FI (1件):
H04L9/00 675A
Fターム (4件):
5J104KA02 ,  5J104KA04 ,  5J104KA06 ,  5J104PA07

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