特許
J-GLOBAL ID:200903041627685916

送信電力制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 沼形 義彰 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-002420
公開番号(公開出願番号):特開平7-212254
出願日: 1994年01月14日
公開日(公表日): 1995年08月11日
要約:
【要約】【目的】 温度変化に伴う可変増幅手段の特性変化による収束点の変化を補正し常に送信電力を規格範囲内に収める送信電力制御回路を提供。【構成】 可変増幅手段2と、検波手段6と、基準電圧発生手段7と、オペアンプ8と、記憶手段11と、レベル検出手段12と、温度検出手段13とからなる送信電力制御回路において、送信電力Poutの規格最大値及び標準値ならびに最小値に対応する検出電圧Vdetおよび基準電圧Vrefの電圧設定値Vsetを温度条件と対応して記憶手段11に記憶し、検出電圧Vdetが規定電力の範囲外になったとき基準電圧Vrefが規定送信電力の標準値に対応する値に最も近くなるよう制御するとともに記憶されている基準電圧Vrefの設定値を更新するよう制御する。
請求項(抜粋):
少なくとも音声あるいはデータに応じて送信周波数帯の変調信号を発生する変調手段の出力信号を増幅し且つその増幅度を制御電圧により可変できる可変増幅手段と、該可変増幅手段の出力レベルを検出するレベル検出手段と、記憶手段と、周囲温度を検出する温度検出手段と、前記レベル検出手段および前記温度検出手段の出力に応じて前記可変増幅手段の増幅度を制御する制御手段とを具備する送信電力制御回路において、前記制御手段は、前記可変増幅手段の出力電力が規定範囲内となる前記可変増幅手段の制御電圧設定値を周囲温度の条件に対応して前記記憶手段に記憶し、前記温度検出手段により検出された周囲温度の条件に応じて前記記憶手段に記憶されている設定値を読み出し前記可変増幅手段を該設定値に応じて制御し、前記可変増幅手段の出力電力の最大値および標準値ならびに最小値に対応する前記レベル検出手段の出力を前記記憶手段に記憶し、前記レベル検出手段の出力が前記可変増幅手段の規定出力電力の最大値に対応する値以上あるいは規定出力電力の最小値に対応する値以下になったとき前記レベル検出手段の出力が規定電力の標準値に対応する値に最も近くなるよう前記可変増幅手段を制御するとともにこのときの前記可変増幅手段の制御電圧設定値を前記温度検出手段の検出した周囲温度の条件に対応させて前記記憶手段に記憶するよう制御することを特徴とする送信電力制御回路。
IPC (3件):
H04B 1/04 ,  H02J 1/00 306 ,  H03G 5/16

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