特許
J-GLOBAL ID:200903041629902310

イソクマリン誘導体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-253470
公開番号(公開出願番号):特開2002-069067
出願日: 2000年08月24日
公開日(公表日): 2002年03月08日
要約:
【要約】【課題】 イソクマリン-3-イル-酢酸誘導体、特に酢酸鎖の2位に置換基を有する誘導体の効率よい製造方法の提供。【解決手段】 式【化1】で表されるイソクマリン-3-イル-酢酸誘導体を、有機ハロゲン化物またはジスルフィドと反応させることを特徴とする、式【化2】で表されるイソクマリン-3-イル酢酸誘導体の製造方法。
請求項(抜粋):
式(I)【化1】(上式中、Rは、未置換もしくは置換低級アルキル基、未置換もしくは置換低級アルケニル基、未置換もしくは置換低級アルキニル基、または前記置換基で置換された置換スルフィド基を示し、Raはカルボキシル基の保護基または水素原子を示し、Rbは水酸基の保護基または水素原子を示し、そしてRcは未置換もしくは置換低級アルキル基を示す)で表されるイソクマリン-3-イル-酢酸誘導体の製造方法であって、式(II)【化2】(上式中、Rcは式(I)について定義したのと同義であり、R1は水酸基の保護基または水素原子を、R2はカルボキシル基の保護基をそれぞれ示す)で表されるイソクマリン-3-イル-酢酸誘導体を、塩基が含まれる不活性有機溶媒中で、式(III)【化3】(上式中、Rは式(I)について定義したのと同義であり、Xはハロゲン原子を示す)で表される有機ハロゲン化物、または、式(IV)【化4】(上式中、R’は、未置換もしくは置換低級アルキル基、未置換もしくは置換低級アルケニル基、未置換もしくは置換低級アルキニル基を示す)で表されるジスルフィドとを反応させ、さらに必要により、生成した化合物を保護基の脱離反応に付すことを特徴とする製造方法。
IPC (2件):
C07D311/76 ,  C07B 61/00 300
FI (2件):
C07D311/76 ,  C07B 61/00 300
Fターム (3件):
4C062GG08 ,  4H039CA42 ,  4H039CD10

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