特許
J-GLOBAL ID:200903041632495866

ロールチョック変向方法およびチョック変向装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-136958
公開番号(公開出願番号):特開平9-314208
出願日: 1996年05月30日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 オフラインでのロールチョックのキャリッジ部に収容されているフィラプレートの交換作業およびロッカープレートの傷, 厚み検査等に際し、その作業を効率よく安全に行うのに有効なチョック変向 (転回) の方策について提案すること。【解決手段】 チョックを載せるチョック置台を設け、そのチョック置台はそれ自身が90°転回するようなものにし、このチョック置台上に置かれるチョックを該置台ごと横転させる転回機構と、90°転回させたチョックをその面内で水平移動させると共に 180°旋回させる機構とを設けてなるチョック変向装置を採用し、この装置を使うことにより、チョック下面を、クレーンを使用することなく上方に向くように転倒させ、フィラプレートの交換などができるようにする。
請求項(抜粋):
(a) オフラインに出された点検用チョックを、キャリッジ部が下向きのまま、相互に直角をなす2つのテラスを有する90°転回の可能なチョック置台の, その水平面を保持する側のテラス上に載置し、該チョック置台を90°転回させてチョックの姿勢を垂直面側の他方のテラス上に横転させる工程。(b) 既に水平面を保持することとなった他方のテラス上にある横転したチョックを、当該テラスの略中央部に水平移動させたのち、その水平面内で 180°旋回させることにより、チョックのキャリッジ部を外向きに変向させる工程。(c) 一方の水平テラス上にあるチョックをこのとき垂直面を形成している側の他方のテラス側に押し戻し、次いでチョック置台を90°転回させて元の初期状態の位置に戻すことにより、チョックのキャリッジ部が上向きとなるように保持して、点検ならびに各種プレートの交換を行う工程。(d) その後、上記工程c〜aを逆に繰り返して点検後のチョックをオンラインに戻す諸工程、の各工程からなることを特徴とする、ロールチョックの変向方法。

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