特許
J-GLOBAL ID:200903041633866264

加速度発生装置及びこれを用いた加速度センサ測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊丹 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-152680
公開番号(公開出願番号):特開平10-002914
出願日: 1996年06月13日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 加速度センサの置き換え無しに、全ての検出軸に対して重力加速度の連続的な印加を可能とし、これにより測定作業の効率を大幅に向上させる。【解決手段】 加速度発生装置20は、互いに直交する3軸(X,Y,Z)方向の加速度の検出が可能な複数の加速度センサ40をテーブル16に装着し、各検出軸方向を重力方向に合致させるべくテーブル40の姿勢制御を施すことにより、加速度センサ20の各検出軸方向に重力加速度を作用させる。モータ支持板2には、二重構造のシャフト5,6が支持され、これらシャフト5,6はそれぞれモータ4,3により回転駆動される。シャフト5の回転は、ベベルギヤ17,18を介してテーブル16に伝達され、テーブル16は装着面16aに沿って回転する。シャフト6の回転は、テーブル支持板12に伝達され、テーブル16は装着面16aが垂直上方に向かう位置から垂直下方に向かう位置まで移動する。
請求項(抜粋):
互いに直交する3軸方向の加速度の検出が可能な1又は複数の加速度センサを測定テーブルに装着し、各検出軸方向を重力方向に合致させるべく前記測定テーブルの姿勢制御を施すことにより、前記加速度センサの各検出軸方向に重力加速度を作用させる加速度発生装置であって、固定部に設置される第1の支持部材と、この第1の支持部材に軸心が水平となるように直接又は間接的に回転自在に支持された第1の回転軸と、この第1の回転軸に固定された第2の支持部材と、この第2の支持部材に軸心が前記第1の回転軸と直交するように回転自在に支持された第2の回転軸と、この第2の回転軸に固定され1又は複数の被測定加速度センサを装着するための装着面を有し前記第2の回転軸にその軸心と前記装着面とが直交するように取り付けられた測定テーブルと、この測定テーブルの装着面が少なくとも垂直方向上方に向かう姿勢から垂直方向下方に向かう姿勢を含むように前記測定テーブルを前記第1の回転軸を介して少なくとも180°回転させる第1の回転駆動手段と、前記測定テーブルを前記第2の回転軸を中心として少なくとも360°回転させる第2の回転駆動手段とを備えたことを特徴とする加速度発生装置。

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