特許
J-GLOBAL ID:200903041639282272

塗装ブースの排気処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-306509
公開番号(公開出願番号):特開平5-115744
出願日: 1991年10月25日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【目的】 低沸点溶剤から高沸点溶剤までの有機溶剤を吸着除去すること。【構成】 塗装ブース7から排気される排気ガスを前段の有機溶剤吸着ロータ13に通して低融点溶剤を積極的に追い出しながら芳香族系溶剤を含む高沸点溶剤を吸着し、次に前段の有機溶剤吸着ロータ13とは回転方向が逆であり、かつ、回転速度が異なる後段の有機溶剤吸着ロータ14を通して低融点溶剤を吸着するようにする。これにより排気ガス中に含まれる低融点溶剤から高融点溶剤のすべての有機溶剤を除去することができる。また脱着用加熱空気を後段の有機溶剤吸着ロータ14側から前段の溶剤吸着ロータ13側へと通過させて前段の溶剤吸着ロータ13に流入する脱着用加熱空気の温度を下げることにより、芳香族系溶剤の酸化反応を抑制して熱変質物質の生成を防止し前段および後段の有機溶剤吸着ロータ13、14の詰まりを防止する。
請求項(抜粋):
有機溶剤吸着ロータの吸着部分に排気ガスを通して有機溶剤を吸着し、この吸着した有機溶剤を有機溶剤吸着ロータの脱着部分を通過する脱着用加熱空気にて脱着して有機溶剤吸着ロータの吸着能力を維持しながら連続的に排気ガスを処理するものであって、低沸点溶剤から高沸点溶剤の各種有機溶剤を含む排気ガスを前段の有機溶剤吸着ロータに通し、次に該前段の有機溶剤吸着ロータとは回転方向が逆であり、かつ、回転速度が異なる後段の有機溶剤吸着ロータを通して排気ガス中に含まれている有機溶剤を吸着し、脱着用加熱空気を後段の有機溶剤吸着ロータ側から前段の溶剤吸着ロータ側へと通過させ脱着することを特徴とする塗装ブースの排気処理方法。
IPC (4件):
B01D 53/34 117 ,  B01D 53/06 ,  B05B 15/12 ,  B05C 15/00

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