特許
J-GLOBAL ID:200903041643280160

酢酸ビニル系重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-059022
公開番号(公開出願番号):特開平9-316110
出願日: 1997年03月13日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【解決手段】 酢酸ビニル単量体の単独重合又は酢酸ビニル単量体および酢酸ビニル単量体と共重合可能な他の単量体の共重合により酢酸ビニル系重合体を製造するに際して、重合開始剤として60°Cにおける半減期が10〜110分の有機過酸化物を用い、且つ重合液中にヒドロキシカルボン酸及び多価カルボン酸から選ばれた少なくとも1種のカルボン酸又はその塩を存在せしめることを特徴とする酢酸ビニル系重合体の製造方法。【効果】 本発明のPVAcの製造方法によれば、PVAcをケン化した場合に生成するケン化廃液中に含まれる溶解成分が減少し、PVAcをケン化して得られたPVAの溶液を調整するに際し溶媒への未溶解分が減少し、PVAcをケン化して得られたPVA溶液の透明性が向上し、さらにPVAcをケン化して得られたPVAの臭気が減少するPVAcが得られる。
請求項(抜粋):
酢酸ビニル単量体の単独重合又は酢酸ビニル単量体および酢酸ビニル単量体と共重合可能な他の単量体の共重合により酢酸ビニル系重合体を製造するに際して、重合開始剤として60°Cにおける半減期が10〜110分の有機過酸化物を用い、且つ重合液中にヒドロキシカルボン酸及び多価カルボン酸から選ばれた少なくとも1種のカルボン酸又はその塩を存在せしめることを特徴とする酢酸ビニル系重合体の製造方法。
IPC (3件):
C08F 2/44 MCR ,  C08F 4/34 MET ,  C08F 18/08
FI (3件):
C08F 2/44 MCR ,  C08F 4/34 MET ,  C08F 18/08
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭53-031788
  • 特開平4-213302
  • 特公昭37-010590
審査官引用 (3件)
  • 特開昭53-031788
  • 特開平4-213302
  • 特公昭37-010590

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