特許
J-GLOBAL ID:200903041658773783

複合ロール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安田 敏雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-117828
公開番号(公開出願番号):特開平5-311317
出願日: 1992年05月12日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】 耐クラック性の向上を図り、かつ耐摩耗性に優れかつ均一材質の複合ロールを提供する。【構成】 外層,中間層,内層とが相互に溶着して構成されている。そしてロール外径、芯材(中間層と内層)外径、芯材の引張強度との関係を特定式として規定されている。外層は、化学組成が重量%で、C:1.0 〜3.0 、Si:0.1 〜2.0 、Mn:0.1 〜2.0 、Cr:3.0 〜10.0、Mo:0.1 〜9.0 、W:1.5 〜10.0、V, Nb:一種又は二種の総計で3.0 〜10.0および残部実質的にFeからなる。中間層は特定組成の高炭素鋳鋼、内層は片状黒鉛鋳鉄、球状黒鉛鋳鉄又は黒鉛鋼により形成されている。
請求項(抜粋):
耐摩耗鋳鉄材で形成された外層を外殼材とし、前記外層の内周面に溶着された中間層と、該中間層の内周面に溶着された内層とで芯材を形成してなる複合ロールにおいて、ロール外径D1mm、芯材径D2mm、芯材の引張強度σt Kg/mm2 とした場合、前記D1、D2、σt が、【数1】となるよう構成され、前記外層は、化学組成が重量%で、C :1.0 〜3.0 %、 Si:0.1 〜2.0 %、Mn:0.1 〜2.0 %、 Cr:3.0 〜10.0%、Mo:0.1 〜9.0 %、 W :1.5 〜10.0%、V, Nb :一種又は二種の総計で3.0 〜10.0%、および残部実質的にFeからなり、前記中間層は、化学組成が重量%で、C :1.0 〜2.5 %、 Si:0.2 〜3.0 %、Mn:0.2 〜1.5 %、 Ni:4.0 %以下、Cr:4.0 %以下、 Mo:4.0 %以下、W ,V, Nb:総計で12%以下、および残部実質的にFeからなり、前記内層は片状黒鉛鋳鉄、球状黒鉛鋳鉄又は黒鉛鋼で形成されていることを特徴とする複合ロール。
IPC (4件):
C22C 37/00 ,  B21B 27/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 302
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平2-258949
  • 特開昭56-062950
  • 特開平2-205656
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