特許
J-GLOBAL ID:200903041660790849

生物組織処理装置及び試薬処理ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-172255
公開番号(公開出願番号):特開平9-021799
出願日: 1995年07月07日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】【課題】 微少量試薬処理を自動化すると共に、一つの試薬から次の試薬へ処理を移行する間に試料を乾燥させず、連続的に処理を移行する。【解決手段】 2つの試薬処理ユニット20a及び20bを設け、一方の試薬処理ユニットに試料プレート100をセットして試薬処理を行っている間に、他方の試薬処理ユニットに対し試薬吸引装置50による試薬残液吸引及び試薬分注ノズル30による試薬分注を行い、次処理の準備をする。試薬処理が終了すると、次処理の準備が完了したもう一方の試薬処理ユニットに試料プレート100をセットする。試薬処理ユニット20の収容部200には、微少量用ガイド溝と通常量用ガイド溝が設けられ、微少量用ガイド溝に試料プレート100をセットすると、試料プレートの試料貼付面と収容部200の内壁面との間に毛細管間隙が形成され、微少量試薬はその毛細管現象により試料貼付面上を広がる。
請求項(抜粋):
試料が貼付された複数の試料プレートを起立状態に保持する保持手段と、前記保持手段に保持された各試料プレートをそれぞれ個別に収容する複数の収容部を有する試薬処理ユニットであって、前記各収容部が、試料プレートの試料貼付面が当該収容部の所定内壁面に対し毛細管間隙だけ離れた毛細管位置にて前記所定内壁面と対向するよう前記試料プレートをガイドする第1のガイド部材と、試料プレートの試料貼付面が当該収容部の前記所定内壁面に対し前記毛細管間隙より大きい所定距離だけ隔たった通常位置にて前記所定内壁面と対向するよう前記試料プレートをガイドする第2のガイド部材とを有する試薬処理ユニットと、前記各収容部内に試薬を注入する試薬注入手段であって、前記各収容部に対する試薬注入量を所定通常量及び所定微少量の2段階に調節可能な試薬注入手段と、前記各収容部内の試薬を吸引する試薬吸引手段と、前記保持手段と前記試薬処理ユニットとを相対移動させ前記複数の試料プレートを前記試薬処理ユニットの各収容部に対して挿入及び抜出する相対移動手段であって、前記各収容部に対する試薬注入量が前記通常量である場合には前記試料プレートを前記収容部の前記通常位置にセットし、前記各収容部に対する試薬注入量が前記微少量である場合には前記試料プレートを前記収容部の前記毛細管位置にセットする相対移動手段と、を有することを特徴とする生物組織処理装置。
IPC (3件):
G01N 33/48 ,  G01N 1/28 ,  G01N 1/30
FI (3件):
G01N 33/48 P ,  G01N 1/30 ,  G01N 1/28 F

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