特許
J-GLOBAL ID：200903041670487168
同期機の制御装置
発明者：
,
出願人/特許権者：
代理人 (4件)：
小栗 昌平
, 本多 弘徳
, 市川 利光
, 高松 猛
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-063538
公開番号（公開出願番号）：特開2006-254521
出願日： 2005年03月08日
公開日（公表日）： 2006年09月21日
要約：
【課題】 磁極センサがない同期機の永久磁石の温度推定精度を高精度に行なう同期機の制御装置を提供する。【解決手段】磁極センサレス同期機の制御装置において、磁石温度推定部12の電機子鎖交磁束量演算部12aで制御軸(γ-δ軸)と磁石軸(d-q軸)とのΔθずれた座標系に各々電流・電圧マッピングを行い、Δθと電機子鎖交磁束量Φを動的に変化させ、電機子鎖交磁束量を演算してこれを基に磁石温度推定演算部12bによって基準電機子鎖交磁束量との比から磁石温度を推定し、次に、不可逆減磁判定部13の磁石温度自動低減演算および減磁判定演算部13aによってキャリア周波数と変調方式をアップさせ、永久磁石温度を低減し、これと不可逆減磁発生電流の相関テーブルから求めた不可逆減磁磁発生電流とインバータ故障時の不可逆減磁モード電流テーブル値と比較してアラーム出力部13bからアラーム出力する。【選択図】 図4
請求項（抜粋）：
ロータに永久磁石を用いた同期機に交流電圧を印加して駆動する電力変換器と、
前記同期機に流れる電流の基本波成分に同期するが磁石軸(d-q軸)とはΔθだけ偏差を持って回転する直交座標系(γ-δ軸座標)において、前記同期機の基本波電流をその指令値に一致させるための基本波電圧指令を演算する電流制御手段と、
前記同期機の回転速度を回転速度指令値に一致させるためにトルク指令を演算する速度制御手段と、
前記電流制御手段から演算された基本波電圧指令値に基づいて前記同期機に印加する交流電圧を演算する交流電圧制御手段とを備えた同期機の制御装置であって、
前記同期機の回転速度又は回転位置を前記同期機のインピーダンス又は電圧電流方程式逆モデルなどのオブザーバにより推定する推定制御手段と、
前記推定制御手段から推定された同期機の回転速度と、前記基本波電流指令又は基本波電流と、前記基本波電圧指令とに基づいて、前記永久磁石の電機子鎖交磁束量を収束演算する磁束演算手段と、
前記磁束演算手段により演算された前記永久磁石の電機子鎖交磁束を基に前記永久磁石の温度を推定する磁石温度推定手段と、前記磁石温度から永久磁石の不可逆減磁判定をする不可逆減磁判定手段を備えたことを特徴とする同期機の制御装置。
IPC (2件)：
FI (2件)：
H02P5/408 C
, H02P5/408 D
5H505AA01
, 5H505BB02
, 5H505BB10
, 5H505DD08
, 5H505EE41
, 5H505GG02
, 5H505GG04
, 5H505HB01
, 5H505JJ03
, 5H505JJ04
, 5H505LL13
, 5H505LL22
, 5H505LL24
, 5H505LL41
, 5H505LL43
, 5H505MM02
