特許
J-GLOBAL ID:200903041673493479

加硫制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-184217
公開番号(公開出願番号):特開平7-040355
出願日: 1993年07月26日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】 タイヤ等の被加硫材料の加硫処理を行う場合に、得られるタイヤ等の被加硫材料の加硫状態にばらつきがなく、最適に加硫する。【構成】 処理されるタイヤ48の境界条件を含む初期の設定条件に基づき、加硫処理及び、時系列的に温度計測される(ステップ102〜112)。設定条件には温度の関数の熱伝導率、熱伝達係数及び熱流速等が考慮されている。この計測温度を用いてタイヤ、モールド及びブラダを構成要素とする解析モデルによるFEM解析によってタイヤ内部の温度を推定し推定された温度から最遅点を決定する(ステップ114、116)。次に最遅点の加硫度及び加硫反応率を求め(ステップ117)、加硫反応率が所定値に達するまでの加硫時間を予測し(ステップ118)、予測された加硫時間になるまで加硫機をフィードバック制御する(ステップ120〜124)。
請求項(抜粋):
被加硫材料に隣接する部材または部材近傍の温度を時系列的に計測し、計測された温度を用いて被加硫材料内部の温度分布を予測し、この温度分布から被加硫材料内部の任意の位置の加硫度及び加硫反応状態量の少なくとも1つを演算し、この加硫度及び加硫反応状態量の少なくとも1つが所定値に到達するまでのエネルギを求め、求めたエネルギに基づいて被加硫材料を加硫する加硫制御方法であって、前記被加硫材料及び該被加硫材料に隣接する部材を構成要素とした解析モデルを用いて熱伝導解析により被加硫材料内部の温度分布を予測することを特徴とする加硫制御方法。
IPC (5件):
B29C 35/04 ,  B29C 33/04 ,  B29K 21:00 ,  B29K105:24 ,  B29L 30:00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-113211
  • 特開平1-113211

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