特許
J-GLOBAL ID:200903041688048692

移動通信ネットワークにおける高速データ送信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-517347
公開番号(公開出願番号):特表平10-510402
出願日: 1995年12月08日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】本発明の移動通信システムでは、2つ以上の並列なトラフィックチャンネルが無線経路を経ての高速データ送信に割り当てられる。これらの並列なトラフィックチャンネルには接続の時間中に異なるチャンネル番号(ch0,ch1,ch2,ch3)が指定される。高速データ信号のデータは、送信端(Tx)の分配点においてフレームに挿入され、その各々には、送信に使用される並列なトラフィックチャンネルを示すチャンネル番号が与えられる。トラフィックチャンネルに送信されるフレームは、全通話中に常に同じチャンネル番号を含む。フレームは、チャンネル番号に基づき逐次の順序で並列なトラフィックチャンネルに分割される。受信端(Rx)では、フレームに含まれたデータは、フレームのチャンネル番号に基づき逐次の順序で高速データ信号に再組み立てされる。更に、フレーム番号は、各トラフィックチャンネル内において、少なくとも2つの次々のフレームが常に異なるフレーム番号(fr0,fr1)を有するように使用される。その結果、トラフィックチャンネル間に許された遅延オフセットは、フレーム番号の数と共に増加し、フレームの順序がいかなる状況のもとでも維持される。
請求項(抜粋):
データを移動ステーションと固定移動通信ネットワークとの間でその移動ステーションに割り当てられたトラフィックチャンネルにおいて無線経路を経て送信するデジタル移動通信システムにおける高速データ送信方法において、 データ信号に必要なデータ送信レートが1つのトラフィックチャンネルの最大送信レートを越えたときに、接続の時間中に指定された相互に異なるチャンネル番号を有する少なくとも2つの並列なトラフィックチャンネルを高速データ信号に割り当て、 高速データ信号からのデータを送信端においてフレームに挿入し、各フレームには、送信に使用される並列なトラフィックチャンネルを示すチャンネル番号が与えられ、 フレームをチャンネル番号に基づき逐次の順序で並列トラフィックチャンネルに分割し、そしてそれらを受信端へ送信し、そして 受信端においてフレームのデータをフレームのチャンネル番号で指示された逐次の順序で高速データ信号へと再組み立てする、 という段階を備えたことを特徴とする方法。
IPC (2件):
H04Q 7/38 ,  H04J 3/00
FI (2件):
H04B 7/26 109 M ,  H04J 3/00 H
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-212934
  • 特開平1-194600
  • 無線通信システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-000791   出願人:株式会社東芝

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