特許
J-GLOBAL ID:200903041696072462

冷媒蒸発器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-182307
公開番号(公開出願番号):特開平9-170850
出願日: 1996年07月11日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 左右2分割型の冷媒蒸発器1より吹き出される空気の吹出温度を均一にする。【解決手段】 風下側熱交換部2の複数の風下側蒸発流路および風上側熱交換部3の複数の風上側蒸発流路を、それぞれ幅方向の略中央部でセパレータ36、27によって2分割し、風下側下端タンク25と風上側上端タンク34とを連通路44により連通することにより、空気の流れ方向に前後に重ね合わされた風下側熱交換部2と風上側熱交換部3との間で空気の冷え難い箇所同士が前後で重ならないようにした。これにより、風下側熱交換部2と風上側熱交換部3との間で空気の冷え難い箇所が対称位置となることによって、冷媒蒸発器1より吹き出される空気の吹出温度に偏りが発生せず、冷媒蒸発器1より吹き出される空気の吹出温度分布が均一になる。
請求項(抜粋):
蒸発流路内を流れる冷媒を蒸発させ、この蒸発流路間を流通する外部空気を冷却させる冷媒蒸発器において、内部を冷媒が流れ、上下方向に延びると共に前記外部空気の流れ方向に略垂直方向に複数本並んで配置される第1蒸発流路と、この複数本の第1冷媒流路の上端側および下端側がそれぞれ連接され、この第1冷媒流路の並び方向に延びる第1タンクと、内部を冷媒が流れ、上下方向に延びると共に前記外部空気の流れ方向に略垂直方向に複数本並んで配置され且つ前記第1蒸発流路の外部空気流れ方向下流側に隣接される第2蒸発流路と、この複数本の第2蒸発流路の上端側および下端側がそれぞれ連接され、この第2冷媒流路の並び方向に延びる第2タンクと、前記第1蒸発流路と前記第2蒸発流路とを連通させるための連通路とを備え、前記複数本の第1蒸発流路と前記複数本の第2蒸発流路とのうち少なくともその一部であって、前記外部空気流れ方向において互いに重なり合う両蒸発流路は、その内部を流れる冷媒の上下流れ方向が一致し、且つこの両蒸発流路がそれぞれ連接された前記第1タンクと前記第2タンクとを流れる冷媒の流れ方向が互いに逆方向となるように構成された冷媒蒸発器。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平4-000163
  • 特開平4-000163
  • 特開平4-000163
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