特許
J-GLOBAL ID:200903041704528730

作業車両の転倒防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 高久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-252132
公開番号(公開出願番号):特開平5-086636
出願日: 1991年09月30日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】作業車両が傾斜地を走行する場合の転倒を未然に防止する。【構成】車両搭載の車体前後傾斜計12の出力に基づきCPU23にて車体の回転モーメントが演算されるとともに、車両搭載の圧力センサ8、車体前後傾斜計12、リフトアーム回転位置センサ9、バケット回転位置センサ10の各出力に基づき作業機の回転モーメントが演算され、これら両回転モーメントを合成して得られた車両を接地させる方向の回転モーメントがしきい値以下になると転倒すると判定して、作業機を転倒しない姿勢に調整する。
請求項(抜粋):
荷の積込作業を行う作業機を車体に具えた作業車両が車体前後に設けられた前後車輪で傾斜地に接地しながら前後進する場合に前記作業車両の転倒を防止する作業車両の転倒防止装置において、前記作業車両の車体前後の傾斜角度を検出する前後傾斜角検出手段と、前記作業機の前記車体に対する姿勢角度を検出する作業機姿勢角検出手段と、前記作業機の積荷の重量を検出する荷重量検出手段と、前記前後傾斜角検出手段の検出値と前記車体の重心位置と前記車体の重量とに基づいて前記前後車輪のうちいずれか一方の車輪の接地点を回転中心に前記車体を回転させる車体回転モーメントを演算するとともに、前記前後傾斜角検出手段の検出値と前記作業機姿勢角検出手段の検出値と前記荷重量検出手段の検出値と空荷の場合の前記作業機の重心位置と空荷の場合の前記作業機の重量とに基づいて前記一方の車輪の接地点を回転中心に前記作業機を回転させる作業機回転モーメントを演算する回転モーメント演算手段と、前記回転モーメント演算手段で演算された車体回転モーメントと作業機回転モーメントとを合成して前記前後車輪のうち他方の車輪を前記傾斜地に接地させる方向に前記作業車両を回転させる回転モーメントを求め、この回転モーメントがしきい値以下である場合に、前記作業車両は転倒すると判定する転倒判定手段とを前記作業車両に具え、前記転倒判定手段により前記作業車両が転倒すると判定された場合に所定の異常処理を行うようにした作業車両の転倒防止装置。
IPC (4件):
E02F 9/24 ,  B66C 23/88 ,  B66F 9/24 ,  G05D 1/02

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