特許
J-GLOBAL ID:200903041706552174

断面形状選別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-100853
公開番号(公開出願番号):特開平8-292017
出願日: 1995年04月25日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【目的】 断面形状選別時間を短縮する。【構成】 断面形状選別装置10の測定ヘッド12内のスリット光源からは三次元対象物に向けてスリット光が投光され、測定ヘッド12内のテレビカメラは三次元対象物の光切断線18を撮影する。断面形状選別装置10は測定回路20、パソコン22及びRAM24を備えており、測定回路20には測定ヘッド12で測定した三次元対象物のテレビ画像のビデオ信号が入力される。パソコン22では、測定回路20で処理された信号を割算処理し、走査線データjと、加重平均により細線化された画素座標iを求める。RAM24には、ティーチング時にパソコン22で求めた(j、i)をもとに、所定の数値からなる形状照合用データが書き込まれ、選別時にはRAM24から形状照合用データが読みだされ、これを基に断面形状の選別が行われる。
請求項(抜粋):
対象物表面に向けスリット光を所定角度で投光するスリット光源と、このスリット光源により対象物表面上に形成される光切断線を撮影するテレビカメラと、水平走査に同期してテレビカメラから出力されるビデオ信号をデジタルビデオ信号に変換するA/D変換回路と、ビデオ信号から光切断線を抽出するためのしきい値を設定するしきい値設定回路と、デジタルビデオ信号が前記しきい値を越えている間だけ光切断線抽出信号を出力する光切断線抽出回路と、テレビカメラの撮像素子の水平方向画素の位置を表す水平方向アドレスを発生する水平アドレス発生回路と、光切断線抽出回路から光切断線抽出信号が出力されている期間、A/D変換回路を介して出力されるビデオ信号を累積演算する累積加算回路と、光切断線抽出回路から光切断線抽出信号が出力されている期間、A/D変換回路を介して出力されるビデオ信号と、水平アドレス発生回路から出力される水平方向アドレスとの積を累積演算する累積乗算回路と、を備えた断面形状選別装置であって、前記累積乗算回路の出力を前記累積加算回路の出力で割算し、走査線データと、加重平均により細線化された画素座標を求め、これらの走査線データと画素座標を基に各走査線上の画素座標毎に所定の数値から成る形状照合用データを算出する形状照合用データ算出手段と、ティーチング時には、前記形状照合用データ算出手段により算出された形状照合用データを記憶するとともに、選別時には、走査線データと画素座標に基づき、記憶した対象物の各走査線における形状照合用データを出力する形状照合用テーブルと、選別時に、前記形状照合用データ算出手段により算出された走査線データと画素座標を基に前記形状照合用テーブルから出力した形状照合用データが所定の数値か否かを判定し、所定の数値でない場合に異なる断面形状と判定する判定手段と、を有することを特徴とする断面形状選別装置。

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