特許
J-GLOBAL ID:200903041711923946

弾性表面波共振子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩佐 義幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-211272
公開番号(公開出願番号):特開平5-055861
出願日: 1991年08月23日
公開日(公表日): 1993年03月05日
要約:
【要約】【目的】 電極の間隔を狭くしないで、高周波化の可能な弾性表面波共振子を提供する。【構成】 反射電極3はA,B,C,D,E,・・・と変化する階段状に形成され、隣接する段差がλ/n(nは5以上の整数)になっている。この反射電極3に入射する弾性表面波を矩形波とし、階段状のそれぞれの段A,B,C,D,E,・・・での弾性表面波の反射波の位相をその左に示している。各段での弾性表面波の反射波は隣接する段差がλ/nであるため、行路差が(2λ)/nとなり、位相がずれる。したがって、これらの弾性表面波の反射波を合成すると、合成波が得られる。この合成波は入射した弾性表面波のn倍の高調波となっているので、この反射電極3は入射した弾性表面波のn倍の高調波の弾性表面波を効果的に反射しているといえる。
請求項(抜粋):
圧電基板上に交叉指状電極を形成し、前記交叉指状電極により発生した弾性表面波を前記交叉指状電極の両側に設けられた反射器により反射し、弾性表面波を前記反射器間に閉じ込めることにより共振子を構成する弾性表面波共振子において、前記反射器を構成する反射電極をλ/2〔λ=(電極下を伝播する弾性表面波の平均速度)/(入射した弾性表面波の周波数)〕の間隔で複数本設け、各々の反射電極を階段状にし、隣接する段差をλ/n(nは5以上の整数)にしたことを特徴とする弾性表面波共振子。
IPC (2件):
H03H 9/145 ,  H03H 9/25

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