特許
J-GLOBAL ID:200903041721669959

データ通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋田 収喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-269769
公開番号(公開出願番号):特開平9-116904
出願日: 1995年10月18日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 通信のスループットを低下させることなく画像データを通信することが可能な技術を提供すること。【解決手段】 画像通信を行うデータ通信システムにおいて、通信路誤りの発生する双方向通信系を用いてディジタル圧縮符号化された画像を伝送する場合、画像を送信する側は、圧縮画像データと共に原画像を複数のブロックに分割した時のブロック長を伝送し、画像を受信する側は、圧縮画像データを復号化した後に、その復号化した画像データのブロック長と、伝送されたブロック長とが一致しているかを調べ、一致していない場合は、そのブロックを含むフレームの識別番号を特定し、特定したフレームの再送要求を行う。
請求項(抜粋):
通信路誤りの発生する双方向通信系を用いてディジタル圧縮符号化された画像を伝送する場合、受信されたデータに誤りが存在するとき、その誤りを受信側で検出し、送信側に誤りが検出されたデータの再送を要求するデータ通信システムにおいて、送信側は、原画像を複数のブロックに分割し、該各ブロックのビット数を2進符号化し、該各ブロックを出現順に並べ、該各ブロックごとのビット情報を載せたブロック長データと前記各ブロックごとに圧縮符号化された圧縮画像データを出力する画像符号化手段と、前記ブロック長データと前記圧縮画像データとを所定のビット数ごとに区分けして各々に固有の識別番号を定めた複数のフレームを構成し、該各フレームを前記識別番号順に組み合わせて送信フレームデータを構成するフレーム構成手段と、該送信フレームデータを蓄積する送信バッファとを備え、受信側は、通信路から入力される前記送信フレームデータを受信して受信データとして蓄積する受信バッファと、該受信バッファに蓄積された受信データを前記ブロック長データと前記圧縮画像データとに分割し、前記圧縮画像データを再生画像データに復号して画像に再生すると共に、前記圧縮画像データのブロックの終端を検出し、直前のブロックの終端から復号したブロックの終端までのビット数が、前記ブロック長データに記録されている前記ブロックのビット数と一致するか否かを判定し、一致しない場合には当該ブロックに誤りが発生しているとして、当該ブロックの番号を特定する画像復号化手段と、該画像復号化手段が特定した番号に基づき当該ブロックが含まれるフレームの前記識別番号を特定し、該特定した当該フレームの前記識別番号を含む再送要求信号を送信側に伝送する再送信フレーム決定手段とを備え、受信側から前記再送要求信号が送信側に伝送されてきた場合には、前記送信バッファは前記再送要求信号をもとに再送する前記フレームの再送データを決定して受信側に伝送し、再伝送された前記送信フレームデータを受信した受信側では、前記受信バッファが再伝送された前記再送信フレームデータを指定された識別番号に割当てて前記受信データを更新し、前記画像復号化手段は更新された前記受信データをもとに画像を再生することを特徴とするデータ通信システム。
IPC (4件):
H04N 7/30 ,  H03M 13/00 ,  H04L 1/18 ,  H04N 1/41
FI (4件):
H04N 7/133 A ,  H03M 13/00 ,  H04L 1/18 ,  H04N 1/41 Z

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