特許
J-GLOBAL ID:200903041728256730

追焚き付き給湯器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-139598
公開番号(公開出願番号):特開2002-333203
出願日: 2001年05月10日
公開日(公表日): 2002年11月22日
要約:
【要約】【課題】追焚き管路を流れる湯水の流量が変動しても、給湯と追焚きとを同時に実行する際の正確な給湯熱量分配比を得ることができる追焚き付き給湯器を提供する。【解決手段】給湯器1のコントローラ4は、追焚き熱交換器7により追焚き循環路3内を循環する湯水を加熱する追焚き制御と、給湯熱交換器8により給湯管路2内を流れる水を加熱して湯を供給する給湯制御とを実行する。コントローラ4の給湯熱量分配比把握手段53は、追焚き制御と給湯制御とが同時に実行される際に、予めデータメモリに記憶されたデータから決定した相関関係に追焚き熱交サーミスタ18bの検出温度と給湯熱交サーミスタ12の検出温度との差である第1差分温度を適用して、第1バーナ5と第2バーナ6による総加熱量に対する給湯管路2側の加熱に使用される熱量の割合である給湯熱量分配比を算出する。
請求項(抜粋):
両端が浴槽と接続されて浴槽に滞留した湯水を循環させて追焚きするための追焚き管路と、一端が水道と接続されて水道から供給される水を加熱して他端から給湯するための給湯管路と、該追焚き管路を流れる湯水を加熱する追焚き熱交換器と、その一部が該追焚き熱交換器と重複して該給湯管路を流れる水を加熱する給湯熱交換器と、該追焚き熱交換器と該給湯熱交換器とを加熱する加熱手段と、該加熱手段の加熱量を調節する加熱量調節手段と、追焚きと給湯とを同時に実行するときに、該加熱量に対する前記給湯管路の加熱に使用される熱量の割合である給湯熱量分配比を把握する給湯熱量分配比把握手段と、該給湯熱量分配比に応じて前記給湯管路から所定温度の湯を供給するために必要となる前記加熱手段の加熱量を決定し、該加熱量が得られるように前記加熱量調節手段を介して前記加熱手段の加熱量を制御する給湯制御手段とを備えた追焚き付き給湯器において、前記追焚き熱交換器から前記追焚き管路に供給される湯水の温度を検出する追焚き出湯温度検出手段と、前記給湯熱交換器から前記給湯管路に供給される湯の温度を検出する給湯温度検出手段と、前記加熱手段の加熱量を所定熱量に設定して追焚きと給湯とを同時に実行した場合における、前記追焚き熱交換器から前記追焚き管路に供給される湯水の温度と前記給湯熱交換器から前記給湯管路に供給される湯の温度との差である第1差分温度と、少なくとも前記給湯熱交換器の熱効率との相関関係を示すデータを記憶した記憶手段とを備え、前記給湯熱量分配比把握手段は、前記追焚き出湯温度検出手段の検出温度と前記給湯温度検出手段の検出温度との温度差である第2差分温度を前記第1差分温度として前記記憶手段に記憶された前記データに適用して、前記給湯熱量分配比を算出することを特徴とする追焚き付き給湯器。
Fターム (9件):
3L024CC08 ,  3L024DD02 ,  3L024DD22 ,  3L024EE12 ,  3L024GG04 ,  3L024GG07 ,  3L024GG32 ,  3L024GG33 ,  3L024HH26
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 一缶多水路式燃焼機器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-142382   出願人:株式会社ガスター
  • 燃焼装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-251545   出願人:株式会社ガスター

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