特許
J-GLOBAL ID:200903041728466654

起爆素子着火装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-116903
公開番号(公開出願番号):特開平7-323807
出願日: 1994年05月30日
公開日(公表日): 1995年12月12日
要約:
【要約】【目的】 起爆素子診断中の衝撃感知センサの作動に起因する暴発を確実に回避する。【構成】 一端がバッテリ電源4に接続された衝撃感知センサ3の他端側に、トランジスタQd,Qaとともに直列接続された起爆素子2d,2aに対し、トランジスタQd,Qaを診断指令をもって閉成し、かつバッテリ電源4の出力電圧を一定電圧Vccに降圧する3端子レギュレータ9から衝撃感知センサ3の他端に給電することにより診断電流を通電している最中に、起爆に直結する衝撃感知センサ3が閉成する事態が発生した場合、衝撃感知センサ3の他端側の電圧上昇を検知して作動するコンパレータ12が、トランジスタQd,Qaに対する診断指令を無効としてこれらを開成させ、起爆素子2d,2aの暴発を未然に回避する。
請求項(抜粋):
一端がバッテリ電源に接続され、機械的に衝撃を感知して閉成する衝撃感知センサと、該衝撃感知センサの他端側に直列に接続され、所定の着火エネルギをもたらす着火電流を通電されて起爆する起爆素子と、該起爆素子とグランド間又は該起爆素子と前記衝撃感知センサ間に接続され、外部からの着火指令又は診断指令を受けて閉成するスイッチング素子と、前記バッテリ電源の出力電圧を降圧して生成され、前記衝撃感知センサの他端に給電する直流電源回路と、前記スイッチング素子を前記診断指令により閉成して前記起爆素子に診断電流を通電している最中に前記衝撃感知センサが閉成した場合に、前記衝撃感知センサの他端側の電圧上昇を検知して前記スイッチング素子に対する診断指令を無効とし、該スイッチング素子を開成させて前記起爆素子の暴発を回避する暴発回避手段とを具備したことを特徴とする起爆素子着火装置。

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