特許
J-GLOBAL ID:200903041733596108

車両用自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-119144
公開番号(公開出願番号):特開平6-307527
出願日: 1993年04月21日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】 変速モード切換スイッチのフェイルにより自動変速モードを経ずして手動変速モードが選択されても、手動変速モードの初期のギヤ段が適切に決定され、車両の発進や走行に支障が発生するおそれのない車両用自動変速機の変速制御装置を提供する。【構成】 ステップS2によって、シフトレバー70がN位置からDレンジ位置へ向かって操作されたときに変速モード切換スイッチ224が既に手動変速モード側(オン状態)に維持されていると判定された場合には、アップシフトスイッチ232およびダウンシフトスイッチ234による手動変速操作が行われるまで、ステップS4乃至S6によって、自動変速機14のギヤ段がDレンジ用変速線図にしたがって自動的に切り換えられるので、液体、塵の進入やスイッチ切換機構の故障により変速モード切換スイッチ224が既に手動変速モード側に維持されて自動変速モードを経ないで手動変速モード状態が選択されたとしても、車両の発進や走行に支障が生じるおそれが全く解消される。
請求項(抜粋):
複数のギヤ段を有し、自動変速モードおよび手動変速モードが設定可能な車両用自動変速機において、前記自動変速モードはシフト操作手段が前進走行レンジ位置とされたときに設定され、前記手動変速モードは前記シフト操作手段が所定の前進走行レンジとされた後の前記手動変速モード設定操作がなされたときに設定され、自動変速モードでは予め記憶された変速線図にしたがって自動的に前記自動変速機のギヤ段を切り換えるが、手動変速モードでは前記シフト操作手段による手動変速操作に応答した所定のギヤ段に切り換える一方、前記手動変速モード設定操作がなされたかを検出する手動モード検出手段と、手動変速モード時において前記手動変速操作を検出する手動変速操作検出手段とを備える形式の自動変速制御装置であって、前記シフト操作手段の操作位置を検出する操作位置検出手段と、該操作位置検出手段および前記手動モード検出手段により前進走行レンジ以外のレンジ位置から自動変速モードの設定なしに直接手動変速モードが設定されたことが検出された場合には、前記手動変速操作検出手段により手動変速操作が検出されるまで、前記自動変速機のギヤ段を所定の変速線図にしたがって切り換える変速制御手段とを含むことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/00 ,  F16H 61/12 ,  F16H 59:10

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