特許
J-GLOBAL ID:200903041737845862

離型紙及びそれを用いて製造された合成皮革

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金山 聡
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-350566
公開番号(公開出願番号):特開2002-155476
出願日: 2000年11月17日
公開日(公表日): 2002年05月31日
要約:
【要約】【課題】 合成皮革の表面にピーチスキン調の外観と触感を付与でき、且つ異なる色の合成皮革でも色移りなく繰り返し製造できる離型紙と、それを用いて製造された表面がピーチスキン感に優れた合成皮革を提供する。【解決手段】 基材紙1の上に、表面に微細な凹凸3が設けられたポリプロピレン及び/又は4-メチルペンテン-1系樹脂による離型性樹脂層2を積層し、その上に透明な合成樹脂を塗工して皮膜形成後、その皮膜を剥がす方法で、微細な凹凸の凹部に入り込んだ合成樹脂を破断させ、凹部の底部に破断された透明な合成樹脂4′を残存させて離型紙10を構成する。微細な凹凸3は、凹凸面の算術平均粗さRaが 0.5〜15μm、凹凸の平均間隔Smが 0.5〜10μm、凹凸の平均傾斜θa が45°以上、90°未満となるように形成する。この離型紙10を用いることにより、表面がピーチスキン感に優れた合成皮革を異なる色でも安全に繰り返し製造できる。
請求項(抜粋):
基材紙と該基材紙の少なくとも一方の面に積層された離型性樹脂層とで形成される離型紙において、該離型性樹脂層が、ポリプロピレン及び/又は4-メチルペンテン-1系樹脂で形成され、該離型性樹脂層の表面に微細な凹凸が、該凹凸の算術平均粗さ(Ra)が0.5〜15μmで、且つ、凹凸の平均間隔(Sm)が0.5〜10μm、凹凸の平均傾斜(θa)が45°以上、90°未満となるように設けられると共に、該微細な凹凸面に透明な合成樹脂が塗工され、且つ、形成された透明な合成樹脂層が剥離されることにより、該凹凸の凹部に入り込んだ透明な合成樹脂が、途中で破断され該凹凸の凹部の底部に残存するように形成されていることを特徴とする離型紙。
IPC (9件):
D06N 3/00 DAC ,  B29C 59/02 ,  B32B 27/00 ,  B32B 27/32 ,  B29K 23:00 ,  B29K105:20 ,  B29L 7:00 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:00
FI (9件):
D06N 3/00 DAC ,  B29C 59/02 Z ,  B32B 27/00 L ,  B32B 27/32 Z ,  B29K 23:00 ,  B29K105:20 ,  B29L 7:00 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:00
Fターム (34件):
4F055AA01 ,  4F055DA02 ,  4F055DA12 ,  4F055FA08 ,  4F055FA15 ,  4F055GA13 ,  4F100AK01B ,  4F100AK07B ,  4F100AK08B ,  4F100AK51B ,  4F100BA02 ,  4F100BA10A ,  4F100BA10B ,  4F100CC00B ,  4F100DD07B ,  4F100DG10A ,  4F100EJ39 ,  4F100GB90 ,  4F100JK15B ,  4F100JL14B ,  4F100JN01B ,  4F100YY00B ,  4F209AA11 ,  4F209AA12 ,  4F209AC03 ,  4F209AD06 ,  4F209AD08 ,  4F209AG01 ,  4F209AG03 ,  4F209AG05 ,  4F209AH81 ,  4F209PA01 ,  4F209PB02 ,  4F209PC08
引用特許:
審査官引用 (4件)
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