特許
J-GLOBAL ID:200903041745936036

流体封入式マウント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-190009
公開番号(公開出願番号):特開平5-033824
出願日: 1991年07月30日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 大荷重の減衰及び小荷重による振動の減衰を共に行うことができる流体封入式マウントを得る。【構成】 支持部材2と連結部材3とに亘って弾性体4を架設し、該弾性体4の下方にダイヤフラム5を配設して、この両者4,5間に流体室6を形成する。流体室6内に低粘度高比重のエチレングリコ-ル8と高粘度低比重のシリコンオイル9とを封入する。連結部材3に、荷重が作用した際に流体室6内で移動する移動プレ-ト3aを連結し、この移動プレ-ト3aを、荷重が作用していない状態においてシリコンオイル9に浸漬させておく。大きな荷重が作用した場合には、高粘性のシリコンオイル9によって荷重を減衰させ、小さな荷重が作用して振動が発生する場合には、低粘性のエチレングリコ-ル8によって振動を減衰させる。
請求項(抜粋):
振動部に取付けられる連結部材と防振部に取付けられる支持部材とに亘って架設された弾性手段を備えると共に、該弾性手段の内部に、流体が封入される流体室が形成された流体封入式マウントにおいて、前記連結部材には、前記流体室内の流体に浸漬されて外部荷重の作用による前記連結部材の移動に伴って流体室内において移動する移動プレ-トが連結されており、前記流体室内には、粘度と比重が夫々異なり、且つ互いに相溶性のない複数種類の流体が封入されており、外部荷重が大きいときには前記移動プレ-トが粘度の高い流体内を移動する一方、外部荷重が小さい高周波振動が発生しているときには、無負荷時に、前記移動プレートが粘度の高い流体内を移動し、負荷荷重入力時には、前記移動プレ-トが粘度の低い流体内を移動するようになっていることを特徴とする流体封入式マウント。
IPC (2件):
F16F 13/00 ,  B60K 5/12
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-277842
  • 特開平3-249441

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